花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

環境システム科は太陽電池

2012年07月31日 | 学校
環境システム科のユニークな点は農と工の融合。
そこで体験入学では電気の実験コースも予定しています。
体験してもらうのは太陽電池の製作。
それも新しい色素増感型太陽電池です。
このタイプは現在のシリコン型より低コストでできること、
自由に曲がるので屋根以外にも設置できること、
さらに使う色素によってパネルの色をかえられるという特長があります。
これは施設園芸ばかりでなく広く一般社会に役立つ技術です。
今回使う色素は、なんと花のハイビスカス。
偶然にも植物で太陽電池を製作するというこちらも農と工を融合した実習となりました。
太陽電池を学んだ生徒がソーラーカーレースに出場する。
そんな研究活動が始まるかもしれません。
全てが初めての挑戦となる1回生のために
環境システム科ではこんな先端エネルギー技術の学習を開設しました!
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嬉しい悲鳴

2012年07月31日 | 学校
今日は体験入学です。
嬉しいことに名久井農業高校は来年度1学科増えます。
したがって体験学習のコースも今までの2学科4コースから
3学科6コースに増えました。
参加者も当然多くなり、どうやら賑やかな1日となりそうです。
新学科である環境システム科が開講するコースのひとつが植物生理。
数ある要素の中から植物工場に欠かせない光と植物の関係を取り上げる予定です。
さらにLEDの実験を通して光の不思議さ、面白さも紹介します。
植物工場はもちろん、家屋の照明を設置する際もぜひ覚えておいてほしい知識です。
2学科分の職員で3学科分の生徒と保護者に対応する。
いろいろなところから大忙しの嬉しい悲鳴が聞こえてきそうです!
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世界でいちばん熱い夏

2012年07月30日 | 学校
立体花壇に近づいてまたびっくり。
ペットボトルを活用しています。
切り口でけがをしないように安全対策もされています。
これなら子供たちの夏休みの自由研究や工作にぴったりかもしれません。
ぜひこれを参考に親子で挑戦してみてください。
チーム・フローラフォトニクスは代表3名が8月下旬にスェーデンに渡航しますが
この研究班のメンバーもロータリークラブ主催の研修会で、
すでにヨーロッパのプラハに渡っています!
2週間の長期にわたる研修・見学会なので
ぜひヨーロッパの花壇から今後の活動のヒントを得たいと話していました。
さらにフィリピンで行われるポランティア活動に参加するため
まもなく渡航する男子3年生もいます。
この夏、名農生はそれぞれ熱い思いを胸に世界に飛び出します。
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3D花壇

2012年07月30日 | 学校
第2農場で面白い花壇を見つけました。
花壇の上に立体的な植え込みがされています。
園芸科学科には草花研究をするグループが大きく3班あります。
チーム・フローラフォトニクスもその中の1つで、
主に植物生理を利用した草花の新しい栽培技術や商品開発を目指しています。
この花壇を製作したグルーも同じ草花班ですが
彼女らは草花を使った交流活動の研究をしています。
昨年は車椅子に乗っていても花植えを楽しめるレイズドベッドという
植床が高くなった花壇を作成し一般市民と交流会をしました。
今年はこのような立体花壇に挑戦しているようです!
地域の方々が草花を植えながら交流してもらうには
どのような花壇が効果的なのか、さらにどんな企画をするとやりがいを感じ
生活の質の向をより図ることができるかなどが研究対象です。
1年生の「植えることで自分が楽しい」という感情に比べると
上級生のこのような取り組みはかなり次元の高い発想です。
まさに名農園芸教育学部です。
明日は体験入学、でも短い体験ではなかなか
各班のこんなユニークな取り組みまでは紹介できません。
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猛暑の中で秋を思う

2012年07月29日 | 学校
春花壇の苗に埋め尽くされていた草花温室。
夏を迎え、主役が変わりました。
すべてシクラメンの苗です。
シクラメンは晩秋や冬の部屋を飾る花ですが
名農ではこのように夏から栽培が始まっているのです!
名農のシクラメンは品質の良さから名農祭の人気商品。
今年の名農祭は11月になります。
みなさんに提供できる秋の日を思いうかべながら
今日も猛暑の中、管理作業は行われています。
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