花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

お得意様は名農生!

2013年07月31日 | 学校
先週、第1農場のプラムが販売されました!
すぐ悪くなるので校内で処理しないと大変だからだと思います。
でも大丈夫、お得意様の名農生が
どこからともなくすぐ集まってくるからです。
上級生なら昨年の経験から嗅覚を働かせるのでしょうが
この日は1年生がたくさん集まっていました。
彼女等の話に聞き耳を立てるとどうやら
夏の終わりに収穫される桃も狙っているようです。
きっと卒業生の保護者や先輩が教えているのかもしれません。
家族に自分が育てた果物を誇らしげに持ち帰って一緒に食べる。
そして保護者は実習の様子を聞きながら子供の成長を感じる。
これこそ農業高校ならではの食を通した教育です。
今日は中学生による体験入学。
未来の名農生がたくさんやってきます。
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名農にラガー登場

2013年07月31日 | 学校
グラウンドを走り回っているのは名農生!
手には楕円形のラグビーボールを持っています。
これは部活動ではなく体育の授業です。
腰に帯のようなものをぶら下げているのでタグラグビーのようです。
みんな初めて体験する競技なので楽しそうに取り組んでいました。
ところで昨年、授業で1年生に南部町活性化の企画書を作らせたところ
「南部町を7人制ラグビーの聖地にする」というものがありました。
南部町はグリーンツーリズムの町なので美味しい食べ物や宿泊施設には事欠きません。
東京からわずか3時間でつくのに夏もそんなに気温はあがりません。
この自然豊かな里山に滞在しながら全国のチームが合宿しながら交流試合をする。
もちろん子供たちへの普及活動も図り、将来のオリンピック選手を作る。
マスコミやスポーツ用品メーカーとも連携しながら南部町を
花園のような7人制ラグビーの聖地にするという夢のある企画でした。
グラウンドのラガーを見て、そんな彼らのアイデアを思い出しました。
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美的景観の創造

2013年07月30日 | 研究
事前に下見していたのですが池に入ると思ったより深いのでびっくり。
これだと鉢の4分の3は水中に沈んでしまうので
さすがのサンパチェンスも可愛そうです。
そこで急遽、鉢の下にレンガを敷くことにしました。
でもここは町の中心部なので近辺にはたくさん販売店があり
すぐ現地調達することができました!
これも都市公園ならではの長所です。
鉢もメンバーの景観を考えたアイデアで
池の中央にまとめて設置することにしました。
さらに設置し終わったメンバーは続いて池の中のゴミ拾いを始めました。
美しい景観を創ろうという思いが自然に行動となってあらわれたようです。
水辺の実習、美的景観の創造。
学校では体験できない貴重な学びとなりました。



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都市公園

2013年07月30日 | 研究
先週、チームの2年生が三八城公園に集まりました。
都市公園の水質浄化試験のためです。
芝が刈られきれいに管理されていて
まるでゴルフ場のように見えます。
ここにたくさんの鉢を並べては苗を植えます!
中には微生物のビーズやゼオライト、
赤玉土や培養土、さらに不織布やシンク用のネットなど
いろいろなものが入ります。
しかしふれあい公園に続く2度目の試験なので
みんな手慣れた職人のように作業を進めています。
公園を訪れていた親子連れも興味津々。
いろいろ話しかけてくれました。
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歴史を語る花たち

2013年07月29日 | 研究
ここはチームの本拠地である光実験温室。
まもなく体験入学なので先日、花壇をきれいに除草しました!
実はこの花壇には環境浄化草花が植えられています。
サンパチェンスとサンチュラカです。
サンパチェンスは気孔が多く空気浄化能力に優れています。
さらに同じ理由から水質浄化能力も高いことが分かってきました。
チームの光マジックの題材となった草花で
元気にオレンジの花を咲かせています。
もうひとつ、カラフルでマツバボタンのような草花がサンチュラカ。
こちらは土壌の有害物質を浄化するのに適しています。
またマツバボタンと違い1日いっぱい咲いているので
ガーデニング用植物としても優れています。
それにこぼれ種で繁殖したホウセンカと秋咲きの小菊が育っています。
いずれも昨年、一昨年卒業した先輩が光を一切照射せずに
短日植物の開花抑制する研究に使った苗を植えたもの。
チームの歴史を花が語っています。
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