花のたより☆山のふみ ~青森県立名久井農業高等学校~

青森県の小さな学校「名久井農業高校」の美しい自然と植物研究グループ「チームフローラフォトニクス」の取組みを紹介します!

学校からのプレゼント?

2018年10月22日 | 学校
秋の名農キャンパスに先生方の姿。
実はチームの準グランプリを讃える横断幕を学校が作ってくれました。
名農には正門脇にこのような看板を掲げるところがありますが
自動車に乗っている人からはなかなか見えにくい場所にあります。
そこでもって見える場所に掲げたいと
わざわざ校長先生方が場所探しをしてくれているのです。
その結果、正門から校舎に向かう坂道の途中に設置することになりました。
道がカーブしているため、場所によっては看板が
運転手の真正面に見えるからです。
しかしここでは校内に入った関係者にしか目に入りません。
校外へのPRにならないと一瞬思いましたが
そういえば、まもなく地域の皆さんがやってくる名農祭が始まります。
農業高校の文化祭は生産物を地域の皆さんに提供するので
在校生の10倍にもなる数千人のお客様が自動車で来校されます。
絶好のPRのチャンスになるいい場所を見つけてくれました。
チームのメンバーはまだこのことは知りません。
設置されたらぜひここで記念写真を撮りたいと思います。
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収穫の秋 !

2018年10月22日 | 学校
名農祭用のポスターの図案が生徒から集まってきました。
昔から秋は収穫のシーズン。
春から一生懸命管理してきた農作物の多くが
この秋に成果物として私たちの手に入る
一番農業高校らしいダイナミックな季節です。
でも収穫するものは何も農産物だけではありません。
今週から農業高校の甲子園といわれる農業クラブの全国大会が開催されます。
嬉しいことに今年の開催地は南国「鹿児島県」。
北国育ちの名農生はもちろんテンションが上がっているはずです。
さてチームは全国のいろいろな大会で日本一を受賞してきましたが
お恥ずかしい話、一度も農業クラブでの受賞はありません。
それどころか研究発表で全国大会に出場したことすらありません。
したがって時々、農業クラブ以外の研究発表会で
他県の農業高校に会うととてもびっくりされる方がいます。
TEAM FLORA PHOTONICSの名はいろいろな大会の勝者として
知られていますが、農業クラブに出てこないので幻の存在。
そのため本当に実在していた!とか、動いているTEAM FLORA PHOTONICSを
初めて見た!と感激され、握手されることもあるのです。
今にフローラを見ると幸せになれるという都市伝説ができるかもしれません。
しかしそれも今年まで。来年以降は会いたくても会えなくなります。
今秋はチーム最後のコンクールシーズン。
またどこかでお会いできれば嬉しいものです。
鹿児島に行く農業クラブの名農選手団。
大きな収穫ができるよう応援しています。
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三角乳穂

2018年10月21日 | その他
「さんかくにおう」と読みます。
稲を刈って乾燥させるスタイルはさまざまありますが
青森県の南部地方ではこの三角乳穂が定番。
穂を内側にして半円で積むやり方で
乾燥中に雨に当たっても濡れないという
なかなか優れた乾燥法です。
もちろん口の開いている方角は南です。
面白いことにこの三角乳穂は青い網をかけて
鳥に食べられないような工夫がされてあります。
きっと作者のアイデアが加わっているのだと思います。
このような稲の干し方は全国各地で違うもの。
大学生の時、日本全国を回って
この干し方の地図を作っている同期の学生がいました。
今考えるとなかなか面白いテーマだと思います。
さてこの三角乳穂。今ではほとんど見ることがなくなりました。
理由はコンバイン。収穫と同時に脱穀もするので
天日干しする必要がなくなったのです。
したがって今では作れる農家も激減。
貴重な農村文化を後世に残したいものです。
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茶花

2018年10月21日 | 学校
花弁に斑点のある花が咲いています。
あまり花壇ではお目にかからない地味な花で
名はホトトギスといいます。
斑点が鳥のホトトギスの模様に似ているから名付けられました。
日本や朝鮮半島に自生する山野草で
園芸種とは違ってとても地味ですが
野山で見つけるととても目立ちます。
実はこの花、茶花(ちゃばな)として用いられます。
茶花とは茶席に生ける花で、華道とは違い
あまり派手だったり強い香りがするものは嫌われます。
あるサイトで紹介されていた茶花は数百種類。
ツワブキや椿、さらにオミナエシやアカネなど
日頃、雑草呼ばわりされている植物もここでは主役です。
自然を活かす日本人の美意識をあらためて感じます。
多くの農業高校ではフラワーアレンジやガーデニングなどを教えていますが
こんな茶花を教える機会があってもいいのではないでしょうか。
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チームパシュート

2018年10月20日 | 学校
実習をしていると何やら音がします。
これは間違いなくハクチョウの鳴き声。
耳をすますと音が近づいていることがわかります。
そこでカメラを起動させ、空を見上げて待っていると
隊列を組んだハクチョウが現れました。
今回の隊列は珍しく一列です。
しかしよく見かけるのがV字の隊列。
前の鳥の羽でできた渦を利用することで後続が楽にとべるからだといわれています。
でも先頭の鳥は渦を作る担当なので負担がかかってしまいます。
そこでしばらくすると後ろの鳥と交代するといいます。
先頭を交代しながらチームで滑るこんなスケート競技がありましたね。
しかしなぜ渡り鳥が場所を間違えずに帰ってくるかについては
まだ詳しいメカニズムがわかっていません。
意外と身近なところにまだ不思議は残っているようです。
さて北海道ではすでに初雪が降りました。
ここ青森県の初雪は平年値で11月7日辺り。
4日〜5日の文化祭が終わると駆け足で冬がやってきます。
これから毎日のようにシベリアからのお客様がやってくる季節になりました。
南部町はハクチョウが来る町なのです。

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