花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

自力コンプリートの可能性は

2023年12月31日 | 環境システム科
いよいよもって2023年も今日で千秋楽。
世の中では大晦日とか年越しといいますが、
この地域では年取りといいます。本来は年越しそばは食べません。
御膳を囲んで盛大にお祝いするのです。
その代わり正月はお餅こそ食べますが、いたってシンプル。
年取りの膳の残りを食べて過ごします。
しかし現在はお節や年越しそばの文化が入ってきて、年末新年の食文化はぐちゃぐちゃ。
両日ともご馳走なら嬉しいのですが、
年取りも正月もまったく普段と変わらないという人もいるぐらい変化しています。
さてこちらは名農の文化系の活躍を示す2枚の掲示板。
今年は動き出しが遅く、11月になってもまだ掲示板1枚も埋まっていませんでした。
ところが12月に入って立て続けに入賞してきました。
ご覧のように2枚の掲示板を埋め尽くすまであと6つまで迫ってきました。
いつものように3月中に2枚を埋められるかもしれません。
3月は学会シーズン、また農業系の大会もありラストスパートの時期ですが
今年のFLORAのコンテスト参戦は2月までと決めています。
またFLORAは2月に2つの大会に出場することになっていますが、
コンペはそのうち1つだけ。つまり自力で掲示板を埋められる可能性は消滅しました。
しかし名農にはまだ研究班はあります。他の研究班の活躍を期待しましょう。
それでは良いお年を!
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みなさんのおかげです

2023年12月31日 | 研究
今年最後の活動はFFJレポートの作成のための打ち合わせ。
Winter Meetingでした。予定されたすべての活動が終わり
年明けまでしばし解散となりますが、お土産がまだありました。
それがあるコーヒーメーカーから頂いたコーヒー商品の山分け。
夏に行われたボランティアの全国大会でこのメーカーの賞を受賞し
その副賞として先日いただいたのです。
各種たくさんいただいたのですが、メンバーは7名もいます。
したがって均等に7つに分けることはできませんでした。
そこでジャンケンで勝った人から好きな組み合わせのコーヒーを
もらえるルールを急遽決定。商品にはレギュラーコーヒーはもちろん、
カフェオレ、ノンカフェイン、さらにコーヒーゼリーなどもあります。
そんなことで、みんな好きなものをゲットしようと
真剣にジャンケンをしているのです。
PC選び、FLORAダービーのくじ引き、そしてコーヒー選び。
この日は1日3回もジャンケンしました。
こんな楽しい時間を過ごせたのも、みなさんのおかげ。
今年1年本当にお世話になりました。
今夜はコーヒーでも飲みながら年取りを過ごしたいと思います。
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ラーメン大好き?

2023年12月30日 | 
年末の徳島にやってきたFLORAの男子メンバー。
大好きなのはラーメンということで、
ご当地の徳島ラーメンを食べると最初から宣言していました。
大会が終わったのは夕方。そこで徳島ラーメンを食べに行ってきました。
今年5月、学会で発表するため徳島を訪れた節水チームも
やはり食べましたが、普通のラーメンとはまったく違うスープ、
生卵を浮かべる食べ方に驚いていました。
今回はラーメン通。どんな評価が下されるかと聞き耳を立てていると
「これは美味しい!」と感激しています。
出来立ての美味しい徳島ラーメンを食べられるのも徳島に来れたから。
食べ終える頃には、手ぶらで帰ることになりガッカリしていた二人も
いつのまにか元気になっていました。
さて悲劇はこの後。実は主催者である徳島県が用意してくださったホテルは夕食付き。
それもナイフとフォークで食べる洋食です。ホテルも会場も立派。
こんなに素敵なおもてなしをしてくださる高校生の大会はそうあるものではありません。
全国各地から集まった高校生をいかに大切にしてくださっているかが分かります。
しかし問題は今運ばれてきた目の前のスープ。飲まないと次が出てきません。
お腹はラーメンでいっぱいなので、食べないなんて失礼なことができないFLORAは
最後の力を振り絞ってなんとか乗り越えました。
いろいろな意味で思い出に残る大会になりました。
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年末ジャンボ

2023年12月30日 | 研究
仕事納めの28日、FLORAは全員出校してレポート作りのための研修を行いました。
1人1台、喧嘩することなくMacも渡り、進め方についても理解できました。
そこで最後はFLORA ダービーのポイント集計。
先日、徳島で開催された今年最後の大会も終わったので
いよいよ今年No.1が決まるのです。
みんなで確認した結果、節水研究を行った女子メンバーが
他をダントツ引き離して今年の花に選ばれました。おめでとうございます。
しかしこれで終わるFLORAではありません。
最後は通称「FLORAの年末ジャンボ」というくじ引きが始まるのです。
このくじがユニーク。津軽地方で昔から親しまれている「大王」という
画面下に写っているくじ付きにお菓子を使います。
くじの中には1位の「大王」が1枚、2位の「親」が2枚入っていて
残りはハズレの「子」です。大王を引くと大きな和菓子をもらえ
さらにFLORAダービーになんと20ポイント加点。親は10ポイント、子は5ポイントです。
もちろん今年No.1はすでに集計で決まったので変わりませんが、
ポイント次第ではNo.1に与えられる予定のご褒美のお菓子を
ジャッカルできるのです。さあ最後の最後まで大騒ぎです。
するとFLORAダービーでは中頃につけていた男子が大王を早々と奪取。大喜びです。
しかしTOPは子の5点だけ。このようにTOPを猛烈に追い上げましたが、
やはりダントツで独走していた節水女子に追いつくことはできませんでした。
その結果、今年No.1の女子が栄誉とご褒美のWゲット。
独り占めに成功したというわけです。年が明けるとポイントはリセット。
2024年NO.1を目指した新たな戦いが始まります。お疲れ様でした。
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なんてったってアイドル

2023年12月29日 | 研究
さて今年のFLORAは7連装のリボルバー。
水草の液肥化、富栄養化池沼の液肥化、バーミキュライトによる水質浄化と活用、
グレイウォーターの活用、砂漠でナガイモ、LED水耕栽培、超節水栽培という
7つのテーマが次々に発射されました。中には的外れや不発弾もあったようですが
七人の侍、荒野の7人たちは各自、工夫しながら諦めずに取り組みました。
では今年No.1のプロジェクトになったのはどの研究だと思いますか。
答えは一番最後の超節水栽培。少ない養液で栽培する研究が
SDGsに貢献できる技術開発だと農業と環境という各方面で高く評価されたからです。
この研究の主任研究員は女子。取材でも引っ張りだこ、なんといわれても今年のアイドル。
この研究がNo.1に選ばれたのは彼女の努力や運もありますが
今年で2年目という恵まれた背景もあるのです。
研究に着手したのは2022年の初代FLORA HUNTERS。
この年のFLORAは2名のメンバーが水の国際大会でストックホルムに出場しました。
みんなTEAM JAPANとなり2人をサポートしましたが、
今ひとつ張り合いがないので、残りのメンバーが遊び感覚で取り組んだ研究なのです。
遊びなので成功も失敗もたくさん。そのノウハウを土台としているので
彼女はみんなの一歩先を進めたのです。7つのテーマの多くは今年から始めたものばかり。
したがって来年、今年受賞できなかったメンバーが花開かせるかもしれません。
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