花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

オープンキャンパス

2019年07月31日 | 学校
夏は大学のオープンキャンパスが各地で開催されています。
ハンターズの二人も農学系の4年制大学に進学希望のため
先日、北海道などで開催された公開イベントに参加してきたようです。
さて公開イベントの開催は高校にとっても同じこと。
中学3年生を対象にした体験入学が今盛んに開催されています。
キャンパスとは大学の敷地や校地を意味し、広々としたイメージがあります。
したがって小中高校がこの言葉を使うと何となく違和感を感じますが
農業高校はどこの学校もこの条件はクリア。
緑豊かで広大な環境はキャンパスと呼んでもいいかもしれません。
さて名久井農業高校の体験入学は本日。
地元はもちろん、遠い町からも名久井農業高校の
校舎見学や学習を体験しようとたくさんやってきます。
もちろん雨は困ります。しかし猛暑も困るもの。
過ごしやすい天気になることを祈っています。
そんな年に1度の大切な体験入学ですが
ハンターズもドローンチームもまだ横浜にいます。
昨日までパシフィコ横浜で開催された
全国の高校生ボランティアの大会に参加していたためです。
今日帰りますが、着く頃にはもう体験入学も終わっているはず。
力になれず残念です。
というか関東の暑さでもう力がなくなっているかもしれません。
家に着くまでが遠征。なんとか無事に帰りたいと思います。
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カブじゃないよ、ビーツだよ

2019年07月31日 | 研究
先日、試験区すべて一斉収穫となったビーツ。
ボルシチなどに使われる仲間で赤いカブのような食材です。
それにしてもずいぶん大きさが違うと思いませんか。
右の2つはほぼ無肥料に近い環境で栽培されたもの。
左の2つはNPKという肥料の3要素を特殊な方法で施したもの。
当たり前ですがこんなにも成長や肥大が違うのに驚きです。
さてハンターズは春からいろいろ左官の真似事など不思議な活動をしていましたが
すべてはこのビーツや先日収穫したフダンソウの栽培試験に繋がっていました。
したがって収穫を迎えたということは、この研究はほぼ終わりということ。
あとは不足しているものがないか確認して一足早くまとめに入る予定です。
今年のハンターズは5名。一人一研究ですが
その中の一つがとても手間のかかるこのプロジェクト。
そのためこの研究をチームのメインとして捉え
5名が協力して進めてきました。
まずは大きなものがひとつ終わり、ホッとしています。
ハンターズはこの結果を9月に静岡大学で開催される日本土壌肥料学会と
東北大学で行われる日本植物学会で発表する予定。
専門家はどんなアドバイスをくれるのか今から楽しみです。
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わかるかなぁ、わかんねぇだろうなぁ

2019年07月30日 | 研究
ハンターズのメンバーが何やら測定しています。
持っている装置は葉緑素計。
葉を挟むことで緑の濃さを数値化してくれる計測機器です。
かつてフローラと同じく光を活用した植物栽培研究をしていた
野菜班からいただいたもので、毎年大切に使っています。
この装置、製作している会社はコニカミノルタ。
おそらく高校生は聞いたこともないと思いますが
ご存知、有名なカメラや事務機器メーカーである
コニカとミノルタが合併して2003年にできた会社です。
なかなかユニークな装置でフローラも愛用してきました。
この装置はもちろん高価ですが、
レンタルもあるようでちょっと調べてみました。
するとびっくり。たった5日で1万5千円もします。
先輩から引き継いだものとはいい、
こんな高価な機器を自由に使えるハンターズは幸せ者です。
さて横浜でボランティア大会に参加しているバブルボーイズとハンターズ。
今日は2日目、夕方までパシフィコ横浜で頑張ります。
お近くの方はぜひ応援にきてください。

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アグリチャレンジ

2019年07月30日 | 学校
チームフローラフォト二クスが地域の小中学生の
科学する心を育てようと始めたコンテスト「アグリチャレンジ」。
信じられないと思いますが最初の数年間は必要経費をフローラが出していました。
応募するだけでは気が済まず自分が主催者になる高校生なんて
そういるもんじゃありません。
そんなアグリチャレンジですが、おかげ様で今年で10年目を迎えました。
公立高校がコンテストを行うこと、
さらに運営を高校生がすることなどユニークなこの企画は高く評価され
教育の甲子園といわれる時事通信社の「教育奨励賞」を数年前に受賞しました。
当時のチーム代表が上京し、授賞式に参加したのを今も覚えています。
しかしこの春でフローラが解散するため
昨年のアグリチャレンジからすべて農業クラブに運営を移譲しました。
運営母体は変わっても子供達にチャレンジする場を提供できるのは変わらないので
ぜひ今年も積極的に応募してもらえると嬉しいです。
要項にもありますがオリジナルレシピを競う今年のフード部門の指定食材は「スプラウト」。
スプラウトって何?っていう人もいるかと思いますが、難しく考えることはありません。
もやしや貝割れ大根、豆苗などがそれです。
これはハンターズが栽培しているダイコンを間引いたもの。
これだって立派なスプラウトです。
最近はスーパーマーケットに行けばいろいろな種類のスプラウトがあるので
お好きなもので挑戦してください。
ポイントは、どちらかといえば脇役のもやし類を主役にするレシピ。
みなさんのアイデアが今から楽しみです。
もちろん理科研究部門も待ってます。
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残党の教え ?

2019年07月29日 | 研究
先日、バブルボーイズの一人からお菓子のお土産をいただきました。
話を聞いてみるとどうやら大学のオープンキャンパスに行ってきたようです。
見学してきた大学があるのは北海道。関東の暑さを嫌っているのか、
なぜか最近、北海道の大学を目指す人が増えてきました。
フローラのOBも現在、3名が現役大学生として北海道で学んでいます。
さてフローラにはなぜかどこかに行ってくると仲間やフローラの後輩、先輩に
お土産を買ってくるという不思議なルールがありました。
誰が決めたわけではありませんが長年続いたルールです。
フローラではないバブルボーイズがなぜこのルールを知っているのでしょう?
もしかしたら北海道の大学にいるOBから教わったのではと疑い
尋ねてみると、やはりそうでした。
昨年ストックホルムで活躍したフローラの残党からの教えでした。
バブルボーイズは嬉しいことに後輩のハンターズにも買ってきてくれました。
後輩たちにとっては嬉しいサプライズ。喜んでいました。
フローラの教えがバブルボーイズ、
そしてハンターズにも引き継がれようとしています。
そんなバブルボーイズとハンターズ、
今朝1番の新幹線でボランティア大会の行われる横浜を目指します。
暑いだろうな。
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