AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

蒲焼炎上(2)

2016-09-29 17:25:41 | アイディアのIdentity






クライアントというものは、99%のポジティブな話題性が評価されていても、1%の消費者のクレームがあればそちらを取るものです。大手企業でそれなりの宣伝部を持っていれば、あらゆるデータ CM好感度から裏打ちしてこういうクレームには対処致しますが、それでも気にはなるのでしょう。こうやって表現や発想が良いにも関わらず、削除されたり、CMの編集変えや再撮影が行われるのです。「UNAKO」構成に粗い部分もありますが、基本的に良く出来ています。
「さとふる」のCMでも「猿を振るとは何事か!」そういうわけのわからないクレーマー達は何処にでもおります。平成に入り、バブル崩壊後正義感の暴走なのか解りませんが、昭和で築いた映像文化(CM文化)が崩れ去っていくのに一抹の不安を思わざるをえません。

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