AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

逆説的発想力(1)

2011-01-05 03:30:59 | 言の葉の輪転機


吉永小百合さんが出演しているSHARPのCM、液晶テレビから今度はLED電球のCMが流されている。SHARPと言えば仲畑さんの「目のつけどころが、シャープです。」このキャッチフレーズが、SHARPを揺るぎない企業へと導いたと言っても過言ではないだろう。
SONY、Panasonicよりもそのブランディング力は強いと思う。
現場時代、ある医薬品会社の胃腸薬のCMで「反省サル」のCMを手掛けたことがあった。
いろいろとタレント問題もあり、本命はマラソン選手の「イカンガ」(食べ過ぎてイカンガ、飲みすぎてイカンガ まあくだらない企画です。)だったのだが、イカンガに連絡が取れず、あのサルの次郎の「反省ポーズ」となった。
そこで、仲畑さんが考えたのが大鵬薬品の「反省だけならサルでもできる。」だ。
なんかサラッと持ってかれてしまったことを思い出す。
この件で以前御一緒に考えて頂いたコピーライターT氏に聞くと「あのやり方が、仲畑さんですよ。」と言ってました。


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