AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

粋な出前広告

2019-06-02 18:55:38 | アイディアのIdentity





 

 

何回かパリは撮影で行っているが、当時は英語で注文するとフランス語で返ってくる。頼めば

ボソボソの黒パンに薄ーい生ハムが挟んであるのだ。モントリオールでも苦労したが、フランス語圏は、言葉に誇りを持っているから困った者だと今も思う。

このポスターを、はじめて観た時、「ユトリロか?」

「藤田嗣治か?」


「佐伯祐三か?」



と思ったが、私がイメージしたのは、パリに住み 下町を描き パリに死す。



 


荻須高徳画伯を思わせるのだ。私が若い頃 教えていただいた林武先生の門下 独立美術会の樋口加六先生にも通じるタッチが好きなのである。今描かれた油絵の具が

溶けていくようにも見える。

 

Fahrenheit 451 Trailer

 

レイ・ブラッドベリの「華氏451度」本が燃える温度だが、油絵の具は摂氏40度以上で溶ける。

という事は華氏110度以上で溶けていくのである。

この高尚なアート感覚はフランスだからできるのかもしれない。何もいう事はない。

ジャンク フードも、フランスではユトリロ他名画のように雨の日は見えるのであろう。


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