AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

クリスマスは善悪問わずやって来る。(1)

2015-12-24 21:57:28 | アイディアのIdentity










パリのテロにベルサイユ宮殿で「我々はイスラム国に対して戦争状態にある。」とオランド大統領は宣言した。そして議員達は国家「ラ マルセイユ」を高らかに歌った。映画「カサブランカ」の1シーンの様に、、、。ドイツは先の大戦を懺悔するかの様にシリア難民を受け入れている。ノーベル賞の国スエーデンのアサ・ロムソン副首相の声は震え、唇をかんで涙をこらえていた。苦渋の決断を下したのだ。それだけ国家財政に難民支援は逼迫しているのだ。
難民を受け入れる事に欧州各国が受け入れを示さざるを得なかった1枚の写真、海岸に打ち上げられたシリア難民 アイラン・クルディ君3歳の屍。この小さな天使が受け入れさせたかも知れないが、今 世界は確実にファシズム 「国家主義」に向かっている。第一次世界大戦から101年、もう直ぐ102年を向かえる。戦争の体験者がいなくなると、また同じ事を繰り返すのだ。先進国のツケが全く関係のない人々 「地球民」を苦しめている。温暖化で沈む島島、空爆で家族を失う民にPM2.5で北京は昼間でも真っ暗である。
戦後新自由主義を全ての市場に導入したことで、富裕層と貧困層の差は米国ばかりでなく、日本も同じ状態に近ずいている。子供六人に一人の割合で貧しき国となってしまった。正社員と派遣社員の割合は既に5割である。今は亡き東大宇沢名誉教授の「富裕層から貧困層への富の循環」を考えるべきなのだが、、、。イギリスで産業革命が起こってから、このちっぽけな国も開国という米欧列強国に従うしかなかった。果たしてそれが良かったかどうか?今では疑問に思う。260年にも亘る江戸幕府の鎖国が日本を良い意味、当時の「ガラパゴス ジパング」を保っていたのであろう。
「無償の微笑み」の民と言われたこの国は既に「下を向いて歩こう」ではないが、誰もが「スマホに夢中」である。クリスマスイブの今夜 「このろくでもない素晴らしい世界」に天使は舞いおりるだろうか、、、?








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