AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

新自由主義経済の行き詰まりとベーシックインカム⑵

2021-03-10 16:57:36 | コロナ標準の世界価値

 

このコロナ下でいろいろと利権を貪る「ゴーツートラベル」があったが、感染者ちょっとが減ったところでやってしまったから、東京から全国に更に広がってしまったのは言うまでもない。もう少し感染者が鈍化したところでやれば、経済対策となったのだが、あまりに急いだのが裏目に出てしまった。カンフル剤が時期を誤って射ってしまった。こうなると政府の言うことなど誰も聞かないのだ。先日鎌倉の小町通りも観光客で溢れていた。ゴーツークーポン券や地方自治体の地元クーポン券も行列ができるほど並んだ。地域通貨もこれだけあるには驚いた。

 

デジタル地域通貨”白虎”運用開始

この地域通貨も、神奈川県が推し進めているカヤックの鎌倉 グルッポや小田原市 他どんどん増えていくだろう。基本地元の活性化ではある。

このアプリを使った地域コインは、特に観光地観光客の拡大には直結するだろうが、住民にとってはどうだろうか?

この通貨などは将来的にデジタルコイン ビットコインみたいになる事を目指している様に思う。

量子コンピュータで管理するトランプが目論むコインがこれから世界に流通するだろう。先日のみずほ銀行のATMトラブル騒動は、これから逮捕者となる者達の口座凍結かもしれない。

さて経済主流の地域通貨だが、違った意味合いのものも多く出回る様になって来た。

ゲサラでどういうふうになるか?は解らないが、basic income導入となると仕事も好きな仕事 自分のやりたい事、社会に貢献できる仕事を選ぶ人達も多くなるだろう。今まで日本の間違った概念 ボランティア=タダ働きが蔓延していたが、自分の得意な事を、その得意な物を地域通貨で買う。勿論 シラスでも鯵の干物でも美味しいその価値を自分で決める。その価値を認めて買うクーポン化でもある。

 

この地域通貨「菌」が伝わる意味合いは、良きし鎌倉の面影であり、日本の面影だろうと思う。

 

相模湾地域通貨「菌kin」

 

これこそが、宇沢博文先生の地域に根ざした「社会共通資本」の始まりだと思う。今まで食べるために、家族を養うために、子供を良い学校に行かせるための無理していた父母も変わる。勿論学校も変わるだろう。噂では、幕末日本を訪れた外国人達がその教育方針に驚いた「寺子屋式」である。

良い学校に良い教師がいる様に、良い寺子屋は評判になるだろう。この教育費を菌で払っても良いのかもしれない。

スタンフォード大学もハーバード大学も、音楽や絵画をやる学生を採用するのも多い。なぜかと言うと、ピアノは長い年月練習を積まないと弾けない。絵画も年月をかけ到達できる可能性も高いし、クリエーティブな育成でもあるからだ。こう言うことがこの日本でも起こるだろう。東大に入り、その東大だけを誇りに思い、そこで思考停止する若いのも多い。こういうのは全く使えないのだ。地域通貨は色々な意味でいろんな可能性を広げてくれる。正に日本革命の一つだろう。明治維新から153年やっと日本人は解放される。日本の地域革命だ。



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