AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

柳の下に泥鰌何匹?(2)

2011-06-16 22:46:58 | CGMの感染力


グリコのアイスの実のCMでAKB48出演者のセンターに登場した女の子が話題になっているらしい。名前は江口愛美。CMの構成もこの子が中心に描かれている。突全のセンター位置を獲得したこの子が、CGで作られたのでは?とかくだらなく、真面目に巷を騒がしている。民放でもニュースとして取り上げられているから、この国の平和ボケは、大きな震災があっても変わらない馬鹿騒ぎである。もしこの 江口愛美という子がCGで制作されたとしたら、初音ミクというボーカロイドをバーチャルで作り上げたおたく達の集合知とすれば、今度はマスコミが作り上げたバーチャル人物と言える。CMと連動した雑誌の表紙を飾り、ニュースで取り上げられれば、と言うよりもクライアント、代理店がその様に仕掛ければ仕掛けられる。実在する子だと思うがもしCGだったら、商品ではなくAKB48のティーザー広告となる。広告の仕掛けは、ソーシャルメディアを如何に巻き込めるか?だろう。質の高い話題性をクライアントも代理店もそしてクリエイター達も学んで欲しい。こんな事で「成功した。」などと思っているのであれば、マスメディアにどっぷり浸かっていると思った方が良い。次の時代に這い上がる事など不可能だ。

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