AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

写経と写教(2)

2012-02-19 01:04:37 | 学問のススメの涙
寒川神社にお札を納めるために相模線に乗った。車内で朝日新聞 天声人語の車内刷りをみた。
「この地球上で、幸福の量と不幸の量は、いったいどちらが多いのだろう。」
天声人語の始めの一行だ。2007年 World Photo Press グランプリ受賞の報道写真を取り上げていた。




http://www.archive.worldpressphoto.org/search/layout/result/indeling/detailwpp/form/wpp/q/ishoofdafbeelding/true/trefwoord/year/2007

天声人語は朝日の顔である。決まった字数でまとめあげる。文章作りの職人芸だ。
新聞の記事はどこも同じで面白くもない。広告は健康食品とこの冬の海外旅行広告等 見栄えもしない。大手企業の新聞広告出稿は減り、コピーやデザインから刺激を受ける物はほとんどなくなってしまった。テレビ同様に単なる垂れ流し広告である。そんな中、唯一天声人語が語ってくれている。それこそが朝日新聞の企業ブランド広告であり、今の世を問う言霊かも知れない。他紙は何を売りにするのか?それが見つからないところが、どんどん落後していくのだろう。

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