AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

映像のiPS(2)

2012-11-03 03:02:06 | メディアの一向一揆









CGが人間の動きを解析し、3Dではユタ大学のコンピュータ グラフィック学科が進んでいた。この3Dは映画「Future World」で使われた。そして映像革新はスピルバーグの「ET」ジョージ ルーカスの「スターワーズ」ジェームスキャメロンの「タイタニック」「アバター」へと引き継がれていく。ここまで来るとあとは、逆回転である。iPS細胞でノーベル賞を受賞した中山教授ではないが、細胞の原点回帰の様に映像の原点への逆戻りかもしれない。この「漫画カメラ」ではないが、どうデフォルメしていけるか?例えば撮った画像をルノワール風に、ゴッホ風に。そんな画家テンプレートも出てくるかも知れない。日本のアニメーションは制作費の削減もあり、3コマうちが多い。1秒間で8枚の動画の動きだ。これが、逆に時間軸で流れてしまうフルアニメーションと違い、キャラクターの動きの思考にまで入り込めた様にも映る。これも「アニメのイノベーション」かもしれない。
携帯カメラで連写できるCMをやっていたが、これを赤塚不二夫先生のバカボンのパパや、イヤミ、うなぎ犬、(ちょっと赤塚先生に傾倒しすぎだが)そういうキャラクターテンプレートも面白いかもしれないです。こうなるとiPhone カメラで動画を撮影し、それをアニメに変えてくれるソフトも考えている研究者もいるかもしれない。映像への革新はリュミエール兄弟の世界最初の実写映画とされる『工場の出口』から、エジソンへ引き継がれていった。そして先人たちの映像への「映像革新への欲望」は今も続いている。


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