AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

パクリの上に質が視える。

2011-01-13 00:41:58 | アイディアのIdentity


先日セサミストリートの面白い映像がUPされていた。Smell Like A Monster? 以前 どこかで聞いた台詞?


昨年カンヌ広告祭 フィルム部門でグランプリを獲得した「Old Spice」のパクリであるが、パペットがやるから更に面白い。セサミストリートだから許されもし、表現の質も上がる。
以前、東京コピーライターズ クラブの新人賞が、昔受賞したコピーだったと言う騒ぎがあった。パクってやろうと思わなくても似てくる事はよくある事だし、著作権違反となって裁判沙汰になる事もある。日本の広告代理店、制作プロダクション、タレント事務所等横並びで著作権問題にならない様に、どのサイトでもCM作品をアップしていない。ところがワイデン&ケネディ 本国サイトなどは、作品をアップしている。クライアントに許諾を得ていると思うが、コピーライトの考え方の違いであろう。クライアントも良い作品であれば、どんどん紹介されればViral効果で、企業のブランディングも高まるし、商品も売れる機会が増える。フィリップスはカセットテープをオープンソースにしたから、カセットテープは世界標準となった。Linuxも同じ事であろう。
版権にこびりつく国内の多くの団体は自分達の金ズルと考えていない事を願うしかない。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿