AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

寛容国家の寛容さ⑷

2017-09-01 21:32:05 | プロパガンダに潜む罠





昨夜 Eテレでディーヤ・カーンさんのスーパープレゼンテーションを観た。ノルウェーで、アフガニスタン人の母とパキスタン人の父の間に生まれ育ったディーヤ・カーンは、自分のコミュニティーと生まれた国の間で板挟みになった若者の気持ちがよく分かります。この力強く、感情を揺さぶるトークでは、ヨーロッパで育った子供たちの多くが経験する拒絶や孤独を、映画監督でもあるカーンがえぐり出します。そして、そういった若い世代がイスラム過激派グループに取り込まれる前に社会が受け入れなければ、どんな恐ろしい結果が待ち受けているのかを語ります。(https://www.youtube.com/watch?v=0_W0HFy9Et4から引用させて頂きました。)

日本人は元来 人種差別はしない民であった事は、江戸幕末期に訪れた外国人からの書簡からもうかがえる。(逝きし世の面影)明治維新後 この日本国への愛国心を植え付けたのは、明治政府ではなかろうか?日清、日露戦争に駆り出され、多くの日本人が兵隊となって屍を重ねていった。ポースマス条約で日清戦争と比較にならないほど多くの犠牲者や膨大な戦費(対外債務も含む)を支出したにも関わらず、直接的な賠償金が得られなかった。そのため、国内世論の非難が高まり、暴徒と化した民衆によって内務大臣官邸、御用新聞と目されていた国民新聞社、交番などが焼き討ちされる事件が起こった。なお、同事件では戒厳令(緊急勅令)も布かれた。(日比谷焼き討ち事件 ウィキペディアより一部引用させて頂きました。)

そして関東大震災ではデマが拡散し、多くの朝鮮人達が虐殺された。そして、先の戦争ではインパール作戦の様な目茶苦茶な軍参謀の作戦で戦死ではなく多くが餓死したのである。日本人は幸いにも他民族国家ではない。だから分かり得ないことも多い。
白人達に嫌われ、同族からも蔑まれる。こんな酷いことが日常の様に行われたら、不幸を呼ぶ。虐めもその一つである。