ウヰスキーのある風景

読む前に呑む

海の中

2011-06-30 | 雑記
休みだったので、家賃を払いに行くついでに、「和」に行ってきた。

この店はつい先日、スタンプカードを始めた。ポイントがいくつかたまるごと、もしくは全部押された時点で商品券やら引換券に変わるようで、全部押すと琉球グラスと交換できるという。

最初はひとつにつき千円だったのだが、ランチのみで千円もいかない人のために、五百円につき一回押すようになっていた。

自分にとってはたまに、のつもりだが、飲食店というのは大体三ヶ月に一度来てくれた常連さん、ということだそうで、超常連だそうな。じゃあホテルは?考えた事もない。


というわけで、琉球グラスと交換してきた。




いくつか種類があったのだが、中に気泡が含まれた「たまゆら」だったか、そういうグラスが好きなので、こいつにした。色は緑もあったが、やはり青だろうと、即断した。


海の中にもぐったことはないのだが、とても海の感じを覚える、なんとも涼しげなグラスである。手作りなのかどうかは分からないが、微妙にゆがんでいるようにも見える。これは飲んだせいだ、ということにしておいて構わない。

真ん中あたりがちょっと腰に肉がついたみたいに膨らんでいる。これが横から持った場合に丁度よい刺激になる。単にまっすぐ規格どおりに(これも規格どおりかしらんが)作られたものよりは持っていて飽きがこない。


茶の湯も、現代で言う綺麗、いわゆる均整の取れた茶碗よりも、ザックリとした無骨ともいえる楽茶碗を好む。そこまでの個性はなかろうが、少し気に入った。


気に入ったとはいうものの、最近はまったく家では飲まなくなってしまった。だからせめて「和」で飲むか、というわけである。まあ、麦茶とか水出し緑茶を作って、こいつに注いでみるというところだろう。

ついでに、写真のグラスの裏手に写っているのは「さーたーあんだぎー」である。今日は久しぶりに売っているのを見かけた。あまり甘くなくて、茶と共に(作ったおばちゃんがいうにはコーヒーに合うとかいうが)いただいた。


今日はちょっと珍しいものも食べた。珍しい、といっても沖縄では普通というやつだ。

発音を何回も確認して聞いたところ「ぽちぎ」という、辛味のあるソーセージ。ゆでてスライスして、特製のドレッシングに浸けて食べる。

店のおねえさん曰く、沖縄では子供のころから食べていたそうで、実家から何か送ってもらうときは必ずいれてもらうのだそうな。

辛いことは辛いのだが、しつこい辛さはない。肉の味を引き立てるくらいの辛さで作っているのだろうと思う。


ちなみに、おねえさんもよく分からないようだが、商品名ではなく、会社名だった気がするといっていた。セビルローで仕立てたスーツだからセビロというのと同じである。


添加物やらなんやらが気になるし、肉を食べるのも家ではやめているが、時折飲むときは気にしないことにする。いちいち気にしてストレスになるくらいなら、添加物で病気になる前に、ストレスで死ぬだろう。食べ過ぎてもいずれ病気になるだろうが、その時はその時である。だから、なるべく摂取量自体を控えるのである。

しかし、そろそろウヰスキーのある風景じゃなくて、ウヰスキーのあった風景にでもしないと、看板が嘘をついている。だが、ブログのテーマとやらにウヰスキーが写っているのだから、これで問題ないということにする。では、また。

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