咲とその夫

 定年退職後、「咲」と共に第二の人生を謳歌しながら、趣味のグラウンド・ゴルフに没頭。
 週末にちょこっと競馬も。
 

雑感・・・詐欺からの葉書

2021-02-03 21:29:50 | 報道・ニュース

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 先日、我が家のポストに『確認通知書』なる葉書が投函されていた。
 葉書の内容を読むと一瞬にして詐欺の葉書と分かる。

 『この度ご通知致しましたのは、貴方が以前契約された訪問販売会社に対して未納料又は、契約不履行による当該会社が管轄裁判所に訴訟提起された事を報告致します』
 
 さらに
 『当該会社、訴訟内容につきましては担当職員に管理番号をお伝えください。国民生活相談センターは訴訟内容の正当性を確認する機関になりますので原則としてご本人様からのご連絡をお待ちしております』

 この後には、裁判沙汰になって給料や財産差し押さえになった事例があるなど、葉書を受け取った者を不安に貶める文言が並んでいる。
 
 冒頭の文面も実に稚拙な文章。
 訪問販売会社などこれまであったこともないが、未納料なのか、契約不履行案件なのか意味不明。
 『訪問販売会社に対して未納料又は、契約不履行による当該会社が管轄裁判所に訴訟提起』など、文体になっていないし、国の独立行政法人の文章にしては実に稚拙である。

 さらに訪問販売会社なりの社名を明記していないから、実に妙な話である。
 
 もっとも、『独立行政法人 国民生活相談センター』なる名称は、もっともらしく紛らわしい名称である。
 実在する国の機関は、『独立行政法人 国民生活センター』であり、センターの前に消費の名称はない・・・。
 
 後段に焦らせるような決め文句も朱書きで記載されていた。
 『コロナウィルス感染症対策のため至急連絡をください』と記載。

 この文体も妙である。
 国の機関であれば、『新型コロナウイルス感染症対策・・・』と、正式名称で記載する。
 さらにウイルスの“イ”の字は小文字ではない。
 そして、『至急連絡をください』では、『至急ご連絡ください』とあるべきと思う。

 そのほか、文体にいろいろと妙なところがある。
 この葉書を受領後、早々に本県警察の詐欺防止対策専門部署に連絡を入れておいた。
 警察の方では、葉書の内容を詳しく聴取されたのち、廃棄するとともにくれぐれも電話をしないよう指導を受けた。
 
 コロナ禍の厳しい時代、ステイホームを見込んでの詐欺の手口。
 実に困った世の中である。(夫)


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