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スマートフォンのアプリの中で、歩数計のついているものがある。
先般来、その機能を使ってグラウンド・ゴルフを行ったところ、1時間半程度で4500歩を動き回っていた。
これまでは、軽い運動でもありそれほど歩数も伸びないであろう、運動量としても大したことはないと考えていた。
ルールも簡単でさほど技術力を要しないものであるが、不思議なくらい魅力的なスポーツである。
そのため、プレー中は楽しくてたまらない、とにかく夢中にさせられている。
ところが、思わぬ歩数の多さに驚き、運動不足解消には持って来いのスポーツと思ってしまった。
5、6ラウンドを回って帰宅すると、体を動かすことができたとの心地よさもあってぐっすりと眠ることもできる。
やはり、高齢者にとっては軽運動とはいえ、健康面に極めて効果的なものと思われる。
健康に及ぼす効果について、平成27年度に公益社団法人日本グラウンド・ゴルフ協会が、グラウンド・ゴルフ愛好者と同年代の一般高齢者の健康度合いを調査。
身体特性、ロコモ度テスト(立つ・歩くなどの移動機能評価)、生活習慣調査などが実施された。
その結果、「グラウンド・ゴルフを行うことによって、移動機能が維持されている」。
「グラウンド・ゴルフを行うことによって、1日当たりの歩数や身体活動量が増加し、下肢の筋力が維持され、立つ・歩くための移動機能が保たれている」。
「グラウンド・ゴルフを楽しむことによって、人と接する機会が増えたり、体を動かす時間が確保されたりすることにより、心身に良い効果が表れた」などと、考えられるとのことだった。
一方、グラウンド・ゴルフの用具など、製造販売の羽立工業株式会社の調査によると・・・。
「プレー中のエネルギー消費量を測ってみると、2ラウンド中の平均エネルギー消費量は232Kcal。これは約1時間のウォーキングのエネルギー消費量に相当」。
「グラウンド・ゴルフは軽い運動であるにも関わらず、血液成分に短期間で、さまざまな変化が見られた。体験教室終了後には最高血圧、総コレステロールや悪玉コレステロールの平均値が低下する傾向にあった。中には善玉コレステロールが上昇する人もいた」との効果も見られたとのこと。
そういえば、当方も標準体重に戻り、先の人間ドックの血液検査結果がすべてクリアしていた。
やはり、健康面に寄与しているのかも知れない。
グラウンド・ゴルフ発祥の地鳥取県旧泊村(現湯梨浜町)の高齢者が、いつまでも健康で元気であるようにとの思いから考案されたもので、その大きな目的達成のためにもいいデータと思われる。
ちなみに「発祥の地が泊村(トマリソン)であることを後世に残すため、『ホールポストの中にボールが静止した状態をトマリという』とルールに明記しました」と、公益社団法人日本グラウンド・ゴルフ協会のルールブックにある。
今では愛好者も10年前の3倍に増えて300万人を超えているとのこと。
子供から、後期高齢者までプレー可能なこの軽スポーツ。
運動不足解消と、健康管理にはとても良いことが改めて分かった。
これからも、雨天以外にはグラウンド・ゴルフ場に通いたいと思っている。(咲・夫)
参考資料:公益社団法人日本グラウンド・ゴルフ協会、羽立工業株式会社他
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