5000年以上の時を経た現代、アルプスの氷河で冷凍保存状態にあった「アイスマン」が完全な形で発見され、思わぬ長い歴史の扉を開いてくれた。今回、完全解凍されたことで、これまでの歴史が覆されるような数多くの内容に驚きの連続・・・。
凄い、とに角、凄い
24日(日)、午後9時00分から放送されたNHKスペシャル「完全解凍! アイスマン」、この日録画予約していた同番組を・・・昨日の午後、やっと見ることができた。
このアイスマンが発見されたとのニュースが世界を駆け巡ってから、20年以上もの時が経過していたらしい。つい、この間のニュースのような気がしていた。
発見されてから今日まで完全な冷凍施設にて、大切に保存されていたが、現在の最先端科学技術をもってして、5000年前の様々な謎が解き明かされる。
そこには、さまざまな分野の多数の科学者がチームを組み、物言わぬ「アイスマン」を完全解凍し、脳や内臓、骨、血管など149点ものサンプルを分析した結果、考えられないほどの多数の真実が解明された。
何を食べて、どのような生活をしていたのか。皮膚にあった刺青は、何を意味しているのか。体のどこが悪かったのか、そして、どうしてあのような姿になっていたのか・・・次々と解明された。
同番組の案内人で俳優の阿部寛さんも、興奮気味に語りつくしてくれる。視聴者である我が家も思わず身を乗り出して見入ってしまう。
149点ものサンプルを採取された「アイスマン」は再び冷凍保存され、次世代の科学者によって新たな発見と新たな知見が解明されるであろう・・・と。
いやぁー、実に素晴らしい番組であった。
(咲・夫)

(出典:NHK公式HP 抜粋)
[追 記1]~あらまし~
世界最古の冷凍ミイラ“アイスマン”が初めて完全解凍され、徹底的に調べられることになった。有史以前の暮らしを知る鍵が詰まった超一級の文化遺産は、私たちに何を語りかけるのか・・・?
“アイスマン”は、1991年にイタリア・オーストリア国境付近にあるアルプスの氷河から奇跡的な保存状態で発見されたミイラ。その身体は、人類にとって“至宝”とも言うべきものである。5千年前の人体、着衣、道具類が氷漬けになって保存されていたため、文字の無かった当時の暮らしぶりや文化、風習などを知る極めて重要な手がかりが詰まっているからだ。
発見以来20年間、厳重に冷凍保存されてきた“アイスマン”を解凍するという画期的な調査が遂に始まった。脳や内臓、骨、血管など149点ものサンプルを採取、世界中の研究者による分析で、5千年前の謎が次々と明らかになってきている。
“アイスマン”の解凍・調査に密着し、分析から得られた最新の知見を紹介。壮大な歴史ロマンの世界へいざなう。
[追 記2]~ディレクター 渡辺隆文氏 より~
広く世間に知られることもなかったであろう、名もなき人間の死。ずっと後になって、その人間が発見された時、一体どれだけのことがわかるだろう。もし21世紀初頭の私たちなら、手にした金属製の小型メモ(=スマホ)から、交友関係やよく足を運んでいた場所などが事細かに明らかになるだろうし、瞳の上に乗った薄い膜(=コンタクト)から、目を酷使する生活を送ったり、高度なレンズの加工技術があったことなどがわかるはずだ。
今回の主役、「アイスマン」と名付けられた男が生きたのは、5300年前のアルプス。ある研究者は、「この茶色いミイラは、私にとって、黄金のツタンカーメンに匹敵するほどの価値がある」と話してくれた。最初は冗談かと思ったが、今ならその意味がわかる。まさに、遺体は語る、時空を超えて。その体には、古代の謎に迫る貴重な手がかりがいっぱい詰まっていた。
「アイスマン」は、特に海外で高い知名度と人気を誇っている。俳優のブラット・ピットも、あの“奇妙な姿勢”のタトゥーを入れている。(・・・なぜアイスマンがあんな姿勢をしていたか、番組をご覧いただいた方はおわかりですよね?)
1991年の発見からこれまで、世界中の放送局が、さまざまな角度からアイスマンを読み解いてきた。今回、私たちは完全解凍で取り出された149のサンプルを軸に番組化したが、今後も、新たな研究成果が報告されるたびに、いろいろな視点の番組が登場するだろう。
アルプスの山頂近くで人知れず死を迎えてから5300年。・・・まさかこんなに騒がれるとは、思っていなかっただろうなぁ。
(出典:NHK公式HP 抜粋)
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凄い、とに角、凄い

24日(日)、午後9時00分から放送されたNHKスペシャル「完全解凍! アイスマン」、この日録画予約していた同番組を・・・昨日の午後、やっと見ることができた。

このアイスマンが発見されたとのニュースが世界を駆け巡ってから、20年以上もの時が経過していたらしい。つい、この間のニュースのような気がしていた。
発見されてから今日まで完全な冷凍施設にて、大切に保存されていたが、現在の最先端科学技術をもってして、5000年前の様々な謎が解き明かされる。
そこには、さまざまな分野の多数の科学者がチームを組み、物言わぬ「アイスマン」を完全解凍し、脳や内臓、骨、血管など149点ものサンプルを分析した結果、考えられないほどの多数の真実が解明された。

何を食べて、どのような生活をしていたのか。皮膚にあった刺青は、何を意味しているのか。体のどこが悪かったのか、そして、どうしてあのような姿になっていたのか・・・次々と解明された。
同番組の案内人で俳優の阿部寛さんも、興奮気味に語りつくしてくれる。視聴者である我が家も思わず身を乗り出して見入ってしまう。
149点ものサンプルを採取された「アイスマン」は再び冷凍保存され、次世代の科学者によって新たな発見と新たな知見が解明されるであろう・・・と。
いやぁー、実に素晴らしい番組であった。


(出典:NHK公式HP 抜粋)
[追 記1]~あらまし~
世界最古の冷凍ミイラ“アイスマン”が初めて完全解凍され、徹底的に調べられることになった。有史以前の暮らしを知る鍵が詰まった超一級の文化遺産は、私たちに何を語りかけるのか・・・?
“アイスマン”は、1991年にイタリア・オーストリア国境付近にあるアルプスの氷河から奇跡的な保存状態で発見されたミイラ。その身体は、人類にとって“至宝”とも言うべきものである。5千年前の人体、着衣、道具類が氷漬けになって保存されていたため、文字の無かった当時の暮らしぶりや文化、風習などを知る極めて重要な手がかりが詰まっているからだ。
発見以来20年間、厳重に冷凍保存されてきた“アイスマン”を解凍するという画期的な調査が遂に始まった。脳や内臓、骨、血管など149点ものサンプルを採取、世界中の研究者による分析で、5千年前の謎が次々と明らかになってきている。
“アイスマン”の解凍・調査に密着し、分析から得られた最新の知見を紹介。壮大な歴史ロマンの世界へいざなう。
[追 記2]~ディレクター 渡辺隆文氏 より~
広く世間に知られることもなかったであろう、名もなき人間の死。ずっと後になって、その人間が発見された時、一体どれだけのことがわかるだろう。もし21世紀初頭の私たちなら、手にした金属製の小型メモ(=スマホ)から、交友関係やよく足を運んでいた場所などが事細かに明らかになるだろうし、瞳の上に乗った薄い膜(=コンタクト)から、目を酷使する生活を送ったり、高度なレンズの加工技術があったことなどがわかるはずだ。
今回の主役、「アイスマン」と名付けられた男が生きたのは、5300年前のアルプス。ある研究者は、「この茶色いミイラは、私にとって、黄金のツタンカーメンに匹敵するほどの価値がある」と話してくれた。最初は冗談かと思ったが、今ならその意味がわかる。まさに、遺体は語る、時空を超えて。その体には、古代の謎に迫る貴重な手がかりがいっぱい詰まっていた。
「アイスマン」は、特に海外で高い知名度と人気を誇っている。俳優のブラット・ピットも、あの“奇妙な姿勢”のタトゥーを入れている。(・・・なぜアイスマンがあんな姿勢をしていたか、番組をご覧いただいた方はおわかりですよね?)
1991年の発見からこれまで、世界中の放送局が、さまざまな角度からアイスマンを読み解いてきた。今回、私たちは完全解凍で取り出された149のサンプルを軸に番組化したが、今後も、新たな研究成果が報告されるたびに、いろいろな視点の番組が登場するだろう。
アルプスの山頂近くで人知れず死を迎えてから5300年。・・・まさかこんなに騒がれるとは、思っていなかっただろうなぁ。
(出典:NHK公式HP 抜粋)

