咲とその夫

 定年退職後、「咲」と共に第二の人生を謳歌しながら、趣味のグラウンド・ゴルフに没頭。
 週末にちょこっと競馬も。
 

これでいいのだろうか・・・・今の日本

2010-11-03 22:31:45 | 報道・ニュース
 民主党が政権を執ってから、理想論ばかり並べての政権運営で最も大事な日米同盟が揺らいできた。

 お坊ちゃま前首相の普天間基地問題をご自分の遊び道具にして、沖縄県民の心を玩(もてあそ)ぶどころか、挙げ句の果てに米国との関係を疎遠にしてしまった。

 そして、総理をやったものは政界を引退すべきであり、自分も引退の決意をしたので次期総選挙には出ないと言っていた舌の根も乾かぬうちにそれを撤回・・・・・もう、これ以上日本の国をかき回さないで貰いたい。

 日米間が疎遠になっているところ、虚を突くかの如く、中国やロシアが連携しここぞとばかりに日本を封じ込める策に出て、露骨で傲慢なやり方で動き始めている。

 今の日本には、抵抗する力も跳ね返す外交力もないことが無念である。その上政治の中枢を動かしている政権政党の首脳陣、中国やロシアに物申すどころか、すりよって行く始末。

 特に仙谷(赤い)官房長官がこの世の春のような発言と振る舞い、それを見て見ぬ振りなのか菅首相・・・・頭の中がここまで空き缶とはと某評論家の弁。



「出典:YAHOOニュース 公式HP」


 11月1日、旧ソ連・ロシアのトップが初の日本の北方領土を訪問し、領土問題を棚上げしようとする行動を起こした。

 正に日米間のゴタゴタを見透かしたかのような虚を突く行動である。

 先般来の中国が尖閣諸島での漁船衝突事故を仕掛けたのか不明ながら、それを機に日本に迫った強引な態度と対応・・・・・それ以前にこの海域での中国海軍の挑発的な動きもあったが、マスコミではそれほど大きく論じていない。今回の問題はその伏線上にあるのだろうか

 日本の首脳が屈してしまったことで、この度のロシア大統領の行動が表に出ている。正に「前門の虎、後門の狼」の日本・・・・・何と情けない国になったものか。

 仙谷官房長官は1日の記者会見で「日露関係がただちに決定的にどうこうということはない」と能天気なことを言っている。


 自民党政権時代、小泉首相が壊さなくてもいいものまで全てぶっ壊し、何でもかんでも規制緩和でルールもなにもないような事態を引き起こした。

 そのことで、地域間格差の拡大、大きいところと小さいところの格差拡大、日本独特の風土と社会までを破壊してしまったことも不況のうねりを呼び込んだ一因である。

 それを軌道修正しようとした3人のお坊ちゃま首相も立て直しの能力もなく、国民に愛想をつかされて登場した民主党政権・・・・・結果的にはこれが最もいけなかった。


 民主党政権になった途端、やはり素人集団であったのか、外交も財政立て直しも、何もかも立ち往生の状態になってしまった。

 それを見透かされたかのような一連の中国の動き、それに呼応するロシア、今後はさらに北朝鮮も絡んで来そう・・・・・。

 脈絡と築かれてきた日本の歴史と文化、風土までもが破壊され何処かの国の属国化が懸念される・・・・。


 今の政治家や官僚の中にも日本男児としての志を持った人たちも多くおり、党の枠を超えて互いが連携し、正しい歴史認識の下日本の秩序を整え、子供たちに夢と希望、誇りと祖国愛の持てる国づくりをしてもらいたいものである。

 そのような政治家を応援したい。(咲・夫)


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