お茶のあずま園-しんちゃん-ここだけの話ねんけど・・・

自家焙煎の美味しい加賀棒茶「加賀棒ほうじ茶」を追求する、お茶のあずま園、店主、東信一の四方山話。全国の産地直送茶もOK。

手作りの新茶・・・至福の一時です。

2012年06月09日 23時41分57秒 | お茶屋
しんちゃんは、趣味(お遊び?)で毎年自宅にあるお茶の木から、手作りで新茶を作っています。
今年も、先月下旬に茶摘みをし、新茶をつくりました。
僅か65g(約10杯分程度)でしたけれど、ね。
先月の新茶を作ったブログ記事・・・)
その手作り新茶を、先日のお茶作りに一緒に手伝って頂いた、紅茶専門家(銀の芽紅茶)さんと
一緒にいただきました。
 
今年もお茶の仕上がりは上々(っと思っている)。
お湯の温度を少し下げて、キュースで淹れること、約2分。
水色は、通常の販売しているお茶より、薄めの色をしています。
お茶の香りは・・・新茶の香りがしっかり出ています。
そして、一服口に含むと・・・おっ!、しっかり味わいが出ている!
渋みも少しありますし、新茶の甘味もあります。
 
「わあ~、美味しい!新茶の香りも良いです。市販のお茶とは違った、新感覚の味わいですね・・・」。
とっても喜んでいただきました。
 
手揉みで手作りでしたので、2煎目もしっかりした味が出ていました。
しかも、手揉みのため、茶葉が崩れていないので、2煎目を淹れたあとの開いた茶葉を見ると、
元の茶の葉の形がしっかり出ていました。
お店で販売している煎茶は生産地で機械揉撚するため、どうしても茶葉の形状が崩れてきますので、
元の葉の形を見ることはほとんどありません。
現在は、手揉みでお茶を作るのは、手揉み保存会などが観光のために実演している程度です。
もちろん手揉みしたお茶も販売していますが、100gで1万円以上もします。
しんちゃんの手作り新茶は、65gでしたので・・・6,500円分~?
まあ、販売するのではなく、楽しみに手作りして、毎年お世話になった方と一緒に試飲するだけですが・・・。
(しかも、もう殆ど無くなってしまいました)
 
手作りの新茶は、3煎目も美味しくいただきました。
お茶専門店の密かな楽しみ・・・お遊び・・・で美味しい日本茶が頂けるなんて・・・
シ・ア・ワ・セ!
コメント
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