お茶のあずま園-しんちゃん-ここだけの話ねんけど・・・

自家焙煎の美味しい加賀棒茶「加賀棒ほうじ茶」を追求する、お茶のあずま園、店主、東信一の四方山話。全国の産地直送茶もOK。

稲作り、田圃の中の溝切り真っ最中です。

2010年07月05日 19時53分20秒 | お茶屋
しんちゃんの山間の田圃も、田植えして早2ヶ月程。
今は、田圃の中に、溝を作る「溝切り」の真っ最中です。
この溝切りが終わる頃から、稲はぐんぐん伸び始め、
あと1ヶ月程すると、穂がでてきます。

溝切りは、田圃の中まで水が早く回るように、
そして、水を早く排出できるようにするためです。
これを数回繰り返すことにより、稲の根がしっかりと張り、
倒伏に強い茎になります。

この溝切り・・・田圃の中を稲を踏まないように歩くため、
結構足腰にきます。
しかも、水を排出した後の柔らかい土のため、
長靴が土の中に食いついて、抜けにくく、歩くだけでも大変。
溝切りは、エンジン付きの機械で行いますが、
田圃の端では、機械で付けた数本の溝を、お互い水が
通るようにくっ付けなければならず、これだけは手作業となります。

この溝切りにより、梅雨時期から8月の炎天下の水管理が
楽になり、そして、秋のコンバインの入りやすいように、
田圃を固く干すことができます。

失敗すると、秋まで柔らかい田圃となり、秋作業が大変となりますので、
おろそかにはできません。
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