さそりのらびりんす~たわごと~

慢性膵炎持ちのあゆが気ままに書く、たわごと日記です。

ごあいさつ

ようこそ、いらっしゃいました。あゆと申します。
2005年に慢性膵炎を発症いたしました。
闘病記録に日々のあれこれ、趣味のこと。
たわごとに寝言、なんでもありの内容となっております。
時折現れる、さそりの毒にはご注意を。(^_-)-☆

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500床以上の病院の外来制限へ

2013年11月05日 17時00分00秒 | 医療・健康
先日、病院に行った際のこと。
「初診はかかりつけ医へ。受診の際には必ず紹介状をお持ちください。
 当院での治療が落ち着いた患者さんは、かかりつけ医に逆紹介します。」
という貼り紙が増えていました。
大病院の外来を制限しようとする厚労省の方針とのことでしたが、
診療報酬上でも紹介率や逆紹介率が低い500床以上の病院について
初再診料を引き下げる方針が示されたようです。
厚労省HP

前年度の紹介率が40%未満、かつ逆紹介率が30%未満の場合は
(1)紹介状のない患者の初診料は270点から200点、
(2)他の医療機関へ紹介したにもかかわらず、
   当該病院を受診した患者の外来診療料が70点から52点
にそれぞれ引き下げられる。
原則、500床以上の全ての病院を対象に拡大するとのこと。

紹介率の出し方は
(文書による紹介患者数+救急用自動車による搬入患者数)÷初診患者数×100
となります。
逆紹介率は
(逆紹介患者数)÷(初診患者数)×100
です。
(病院の規模によって多少は計算方法が異なります。)

紹介率は紹介状必須にするとクリアできますが
逆紹介率をクリアしようとすると
治療が終わると即かかりつけ医に戻す必要があります。
つまり、診療報酬を削られたくなかったら
逆紹介をどんどんやれ、ということ。
そして、かかりつけ医に戻った患者は
紹介状なしでは再度来ないようにということです。
そう簡単に話が進めばいいのですが
結局は病院の診療報酬が削られるだけになったりして。

現在、来年の診療報酬を巡って、
財務省と厚労省が火花を散らしているようです。
社会保障費を削りたい財務省と
消費税の上乗せ分は勝ち取りたい厚労省。
さて、どうなるのでしょうか。
ドンパチの結果、ツケは国民へ、
というのは避けてほしいものです。

今日のお花。

はらん。