半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『バルーン 奇蹟の脱出飛行』を観ました。

2021-07-23 15:18:46 | えいがかんしょうの部屋
 1979年、東ドイツ・テューリンゲン州。電気技師ペーターとその家族は、手作りの熱気球で西ドイツを目指すが、国境までわずか数百メートルの地点に不時着してしまう。
東ドイツでの抑圧された日常を逃れ、自由な未来を夢見ていたペーターは、準備に2年も費やした計画の失敗に落胆の色を隠せない。
しかし妻とふたりの息子に背中を押されたペーターは、親友ギュンターの家族も巻き込み、新たな気球による脱出作戦への挑戦を決意する。ギュンターが兵役を控えているため、作戦のリミットはわずか6週間。ふたつの家族は一丸となって不眠不休の気球作りに没頭するが、国家の威信を懸けて捜査する秘密警察の包囲網が間近に迫っていた・・・。
(公式サイトより)
 この頃の東西ドイツの情勢ってのは世界史でも学んだし、その上で、バルーン 実話 にわかに信じがたい感じでの鑑賞開始でした
まあ、最初から、東ドイツの成年式?での訓示だの教育からして、もう強烈に「締め付けられている」感じがしちゃいますよね。大人の人たちは慣れまくっていたのにもビックリですが
早速の1stチャレンジは、2年を懸けて、満を持したはずなのに、最初っから全員乗れない、計器の測定ミス、予想してなかった天候・・・呆気なく墜落
素人に近い存在の人たちが作っているんですもん、そりゃあ、そうなりますよね・・・墜落までのあの雰囲気はこわかった
2ndチャレンジは、アメリカ大使館突入・・・こちらはこの作品のメインの展開と違うからか、なんだかギクシャクしたまま、終わってしまいましたね。
大使館に出入りする人にメッセージの紙を渡したのに、全くその結果はなし・・・
周囲の人たち、みんなやたら目が合うのは、かなり違和感がありましたね。本当にあんな感じだったのか、はたまたペーターの視点からは、そう見えたのか・・・
一番手堅い作戦に思ったけど、それだけに、難関すぎてだめ・・・
3rdは、再び熱気球作成。しかも、更に大型化計画まで
ペーターやギュンターは仕事してないのかな とにかく地下でミシン回してましたよね
近所の布を(分割買いしていたとはいえ)買い占めている時点で、かなり怪しいと思わないのかな
秘密警察の人たちもチェックメイト目前で、かなりハラハラしましたね
確かに計算し尽された脱出ではなく、「奇蹟」でした・・・が、そこまでリスクを負ってまで「夢」を手に入れた彼らを観ていると、やっぱ悪い気持ちはしないですよね
残った人たちの「末路」は、深く描かれていない分、ちょっと怖いですが
ちゅうことで、もっとダーク色の気球を作らないと目立つんじゃない・・・で、65点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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