『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』を観ました。

　あの日、彼女は突然現れた。
いつも一緒にいた仲良し６人組。
あの頃の僕は、何でもできると思っていた。
怖いものなんて無いって思っていた。
でも、それは起こってしまった。
何気なく言った言葉。
傷つけるつもりなんて無かった。
明日謝ればいい。そう思ってた。
でも・・・。
その＜明日＞は永遠に来なかった・・・。
（公式サイトより）
　２０１１年にＴＶでオンエアされた時に大好きになり（泣き）ブルーレイで全部揃えちゃった同名作品の劇場版です
（当時のＴＶシリーズの感想）
ちょうど、今、地上波でも（この劇場版の前宣伝として）再放送してて、ブルーレイ持っててもしっかりチェックしてます
ま、劇場版、そして再放送・・・とにかく、俺の気持ちは、「２年ぶりに、『超平和バスターズ』に会える」というだけで、盛り上がっています
この劇場版は、ＴＶシリーズの「回顧録」とでもいいましょうか・・・
ＴＶシリーズの最終回の更に１年後、「超平和バスターズ」の６人が、それぞれの「過去の夏の出来事」を振り返るという形であり、ＴＶシリーズの印象的な場面がいくつも出てきます。
一応、ＴＶを見ていない人も、それなりには物語を知ることは可能かと思います。彼らに一体何があって、どうなったのかというのは、何とか分かるようにはなってます
そして、この作品の「良さ」も分かってもらえると信じています
で、ＴＶシリーズをしっかり見ていた人にとって、この作品は、決してただの「総集編」で済んでいないという点が、とっても良かったのではないでしょうか
一番良かったのは、やはり、「超平和バスターズ」の６人の一人一人のキャラを「より深く」知るような過去のシーン、そして今の考え方なんかを、たっぷり時間かけて見せてくれています
ＴＶシリーズの感想時にも書いてしまいましたが、特に「つるこ」「ポッポ」の話が薄い印象がありましたが、この作品で満たされます。
更に、めんまを成仏させたあの「かくれんぼ」から１年たって、それぞれが生き生きと、そして元気に、明るく、でも（若者らしい）悩みなども持ちつつ生活しているってのも、うれしくなりました
回顧録ってことで、（新作部分は多々あれど）やはりシーンはＴＶシリーズが殆どでありますが、このＴＶシリーズそのものが俺にとっては、「珠玉」のものでしたから、もちろん、悪いコトは無いですよね。
相変わらず、「ｓｅｃｒｅｔ　ｂａｓｅ」が流れるタイミングは絶妙です。泣くの我慢するの、大変でした
「彼らの夏」そして、「彼らの夏に涙した俺」を懐かしみ、そして前に進んでいく、いい作品に出逢えました
ちゅうことで、めんまは、どっかで笑ってるのかな・・・で８０点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません