半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『新しい靴をかわなきゃ』を観ました。

2013-09-07 04:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 妹に付き添って、パリ観光にやって来たカメラマンのセン(向井理)は、パリに着くなり、単独行動をしたいと言う妹スズメ(桐谷美玲)に置き去りにされてしまう。泊まるはずのホテルもわからず途方にくれるセンだが、落としたパスポートが踏まれて破れてしまい、さらに困った状況に……。踏んだ靴の主は、パリでフリーペーパーの編集をする日本人女性、アオイ(中山美穂)だった。パスポートを踏んだために、ヒールが折れてしまったアオイの靴を、接着剤で直すセン。感謝したアオイは、困ったときのために自分の連絡先を渡す。
公式サイトより)

 予備知識なく、ただただ、「中山美穂が見たい」ってだけで、チェックしてみました
センとスズメがパリに観光しにきている最初のシーンからして、すぐに、「あ、この2人は付き合ってて、だけど、パリでアオイと運命の出会いを果たしてしまい、苦悩するセン・・・」という物語だろうと、勝手に断定していました
直近で観た中山美穂主演の「サヨナライツカ」が脳裏にあったのも、一因かも知れません
しかし、フタをあけてみると、彼らは兄弟で、兄と、妹、それぞれの恋物語だったんですね
2つの物語は別々なんだけど、妹のほうの物語は、正直、要らないんでないって思うくらい、何も残りませんでした
パリに仕事に行った彼を追ってパリにきて、イチャイチャして、結婚切り出して、だめよー・・・でおしまい。
この一行で済んでしまう・・・特段印象的なシーンもないし・・・
一方、センとアオイのほうも、出会いそのものは臭かったですし、その後の(2人の)距離を縮めていく様も、なんか淡々としてて、「劇的」ってほどのパワーも感じません。
ただ、その「淡々」である理由が、アオイのほうにあったんですね・・・それが分かるのは終盤ですが・・・
あと、俺が勝手に「淡々」と判断している理由に、やはり、「サヨナライツカ」との対比をしちゃっているんでしょうね
あちら(=サヨナラ)は、バンコクという暑い地が舞台であり、中山美穂サンが官能的な女性の役でもありました。
一方こちらは、バンコクに比べればクールなパリの地が舞台であり、アオイという女性は過去の経験で人生の進め方を遅めている(という勝手な印象)静かな女性です。
センのほうも、沸騰するような感情が見えない青年でしたし・・・何となく向井クンが演じているのが合っているのか、もしくは、向井クンだから、そう見えたのか・・・(ファンの方ごめんなさい
結局、他の作品と、役者さんの印象・・・それらを勝手に比較判断しちゃっている俺が悪いということで・・・
フランスの美しい場所がいくつも見れますし、その場所で前向きな恋が芽生えた・・・という風に考えると、素敵な作品であることは確かです
ちゅうことで、中山美穂サンは、なーんか惹きつけられる魅力を感じます・・・で55点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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