半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『BLUE GIANT』を観ました。

2024-02-04 09:00:00 | あにめ&ひーろーの部屋
「オレは世界一のジャズプレーヤーになる」
ジャズに魅了され、テナーサックスを始めた仙台の高校生・宮本大(ミヤモトダイ)。
雨の日も風の日も、毎日たったひとりで何年も、河原でテナーサックスを吹き続けてきた。
卒業を機にジャズのため、上京。高校の同級生・玉田俊二(タマダシュンジ)のアパートに転がり込んだ大は、ある日訪れたライブハウスで同世代の凄腕ピアニスト・沢辺雪祈(サワベユキノリ)と出会う。
「組もう。」
大は雪祈をバンドに誘う。はじめは本気で取り合わない雪祈だったが、聴く者を圧倒する大のサックスに胸を打たれ、二人はバンドを組むことに。そこへ大の熱さに感化されドラムを始めた玉田が加わり、三人は“JASS”を結成する。
楽譜も読めず、ジャズの知識もなかったが、ひたすらに、全力で吹いてきた大。幼い頃からジャズに全てを捧げてきた雪祈。初心者の玉田。
トリオの目標は、日本最高のジャズクラブ「So Blue」に出演し、日本のジャズシーンを変えること。 無謀と思われる目標に、必死に挑みながら成長していく “JASS”は、次第に注目を集めるようになる。「So Blue」でのライブ出演にも可能性が見え始め、目まぐるしい躍進がこのまま続いていくかに思えたが、ある思いもよらない出来事が起こり……
情熱の限りを音楽に注いだ青春。その果てに見える景色とは・・・。
(公式サイトより)

 「ビッグコミック」に連載されていた石塚真一さんの人気漫画のアニメ化だそうです
コミックは読んでないのですが、このアニメは、ずーーーーっと観たかったんです
どうしても上映時間と俺のスケジュールが合わなくて、何度も何度も・・・やっと観れました
大が、サックス片手に、都会に向かう・・・冒頭のシーンだけでは、彼の実力もよく分かりませんし、都会に向かわねばならない理由も良く分かりません
ただ、「とにかく練習の虫」というのと、「志だけは妙に高い」ということ
昔の「スポ根」に通じるこの大のキャラ、現代に染まっていない感じ、オッサンは好きです
大と「組む」2人も全然対照的でしたね。
玉田は典型的な「ダチ」って感じで・・・音楽に無縁な感じだったけど、大と暮らして、ちょっとの興味で初めてみたドラムに心酔しちゃって、大に勝るとも劣らない「情熱注ぎ過ぎ努力家」ですねぇ
雪祈は・・・音楽というものに対する「熱」は大と変わらないし、才能もしかり・・・なんだけど、キャリアが長くなると良い・・・とは限らないんですかねぇ・・・
音楽というもの、ジャズというものを語れるほどの「耳」を持っていませんが、彼らが少しずつ「気になる」というのは、この作品ででてくる沢山の人と同じなのかも。。。
それは、演奏シーンにも言えますね。
技術がどうこう分からないけど、「力」を感じます
でもって、この演奏シーンの「絵」と「動き」が最高ですね
昔、TVアニメ「坂道のアポロン」でも、やはりジャズの演奏シーンに斬新さを感じ、圧倒されました。
今回は「斬新」というものは無かったけど、その分、描写が格好良いですね。(グラス越しに演奏シーンが映ったり・・・)
終盤のシーンは、何となく展開が読めちゃったんだけど、それでも泣けましたね
大の夢はまだまだ続く・・・玉田もこのままこの道を進んでいくのかな・・・雪祈はこれからどう立ち上がるのか・・・
アキコさんのように、ずっと彼らを見守っていきたい・・・そんな気持ちです
ちゅうことで、「JASS」と書くと、どーしてもガソリンスタンドを思い出す・・・・・・で85点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『鬼滅の刃 絆の奇跡、そし... | トップ | 『かぞくのくに』を観ました。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

あにめ&ひーろーの部屋」カテゴリの最新記事