『ブラッド・マネー』を観ました。

　ジョージア州の山脈。旅行中のリンたち3人がキャンプをしている上空で、ミラー（ジョン・キューザック）の操縦するセスナ機が墜落、炎上する。翌朝、リンたちがいる川岸に4つのバッグが漂流してくる。中を確認してみると、そこには大金が。ボートを漕ぎ、その大金を持ち去ろうとするリンたち。だが、大金の行方を探すミラーが、その後を追っていた……。
（MovieWalkerより）

　とっても自然を感じることのできるシーンから始まりましたが、何の因果でこの３人なのかがイマイチ分かりません。
しかも、キャンプするって事で、わざわざ川を下ってテントを張った場所は、全然、景観が良くないし・・・何しに行ってるのか・・・
彼らにとっては、焚火して酒飲めばよいだけみたい・・・なのに、その「宴会」も、些細な事でケンカする始末・・・
男女３人で来て、テントにそのうち２人って・・・どーみても外の一人は、「お荷物」じゃん・・・何もかも、彼らの行動が理解できず・・・
・・・そんな中、川に浮かぶ大金を目にして、展開がガラッと変わりました
もう平静を保てないくらいの大金・・・綺麗だった女性が豹変しちゃいました・・・
お荷物だった男を早々に切り、しかも今の彼氏さえも、簡単に切ってしまう・・・
彼女なりの「言い訳」を並べていましたが、到底、同情できるものでも、賛同できるものでもありませんでした
一応、執拗に追いかけるミラーが「怖い対象」であり、ドキドキする展開であるべきなのに、彼女の行動にハラ立ちまくりで、そんな状況じゃないです。
むしろ、ミラー頑張れって感じ
しかし、結局、彼女が一人、危機を脱出しちゃって・・・あの「謎の建物」から脱出できたものの、断崖絶壁とか、警察が取り囲んでいたとか、彼女にも何らかのペナルティが無いと納得できないなぁ
ちゅうことで、ミラーの行動・意志というものが殆ど語られない点はあるいみ不気味・・・で、４０点
※あくまで個人的主観ですので気分害されましたら申し訳ありません