半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『セッションズ』を観ました。

2014-12-14 05:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 1988年、カリフォルニア州バークレー。少年時代から、首から下がまひしているマーク(ジョン・ホークス)は38歳になるが、詩人兼ジャーナリストとして活躍している。彼は“障害者のセックス”という原稿執筆の依頼を受けて取材するうち、障害者の性をサポートするセックス・セラピストがいることを知り、セラピーを受けてみたいと願うように。やがて夫がいるセックス・セラピストのシェリル(ヘレン・ハント)と対面し、彼女との関係を深めていくようになるが……。
wowow番組紹介より)

 実話だそうです
 重度障害者の実話・・・と鑑賞前に聞いて、正直、構えていた自分がいます
で、たいてい、物語はとっても考えさせられるものであり、重たいテーマがのしかかり、感想を述べるのも烏滸がましい場合が多くありました
序盤、かなり強引なヘルパーの人にゴリ回しされるマークを観ていると、今後の進み方が心配なくらい、重くなるものと思っていました。
でも・・・なんだろうか
マークって、とっても気持ちにストレートで、決して自分で偏屈になったりも、卑屈になったりもしていません。
ヘルパーが、2番目の子に変わったときにも、とってもユーモアがあって・・・ストレートな故、残念な別れとなってしまいましたが・・・
そして、シェリルの登場です。
セッスク・セラピストという職業がまずビックリしました
彼女の生活、立場、そして患者に対しての振る舞いなど、職業として成り立つものなんですねぇ・・・
シェリルとの6回(最終的には4回で終了)のセラピー・・・むしろ悩んでしまったのはシェリルのほうで、マークはやはりストレートでしたね。
マークにとっては、思い隠しのないストレートなシェリルとの「ふれあい」・・・そこには過激な性描写は全くないのに、観ているこちらもドキドキしてしまうのは何故ですかね
最終的にラストは、マークのお葬式のシーンなんですが、(お葬式なので不謹慎ではありますが)なんて最後までストレートで、素敵なものなんでしょうか
マークもそうだけど、1番目のヘルパーさん以外は、神父さん、2番目、3番目のヘルパーさん、部屋を貸してくれたオーナーさん達・・・みんないい人だったなぁ・・・ホント
テーマは重いけど、なんか清々しい・・・俺もマークと会話したかったです
ちゅうことで、セッションズってタイトルは、全く伝わらない・・・で80点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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