半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『ハケンアニメ!』を観ました。

2023-02-25 03:30:00 | えいがかんしょうの部屋
 連続アニメ『サウンドバック 奏の石』で夢の監督デビューが決定した斎藤瞳(吉岡里帆)。だが、気合いが空回りして制作現場には早くも暗雲が…。瞳を大抜擢してくれたはずのプロデューサー・行城理(柄本佑)は、ビジネス最優先で瞳にとって最大のストレスメーカー。「なんで分かってくれないの!」だけど日本中に最高のアニメを届けたい! そんなワケで目下大奮闘中。最大のライバルは『運命戦線リデルライト』。瞳も憧れる天才・王子千晴監督(中村倫也)の復帰作だ。王子復活に懸けるのはその才能に惚れ抜いたプロデューサーの有科香屋子(尾野真千子)…しかし、彼女も王子の超ワガママ、気まぐれに振り回され「お前、ほんっとーに、ふざけんな!」と、大大悪戦苦闘中だった。瞳は一筋縄じゃいかないスタッフや声優たちも巻き込んで、熱い“想い”をぶつけ合いながら “ハケン=覇権” を争う戦いを繰り広げる!!
その勝負の行方は!? アニメの仕事人たちを待つのは栄冠か? 果たして、瞳の想いは人々の胸に刺さるのか?
(公式サイトより)

 辻村深月さんの大人気小説の実写映画化作品だそうです 毎度ながら小説は読んでいません
「アニメの制作現場」というのは、アニメ好きな人なら、「製作風景」という形でお目にかかったことがあると思います。
なので、ある程度は予想できるものではあるものでしたが・・・やっぱり「凄い」ですね
瞳自身もクリエーターでしたが、他のクリエーターたちとの「掛け合い」がまあ大変なこと・・・
ある人は、「具体的な数値」を示さないと動いてくれなかったり、ある人は、「パッション」の度合で訴えないとダメだったり・・・
「色」一つとってもそう・・・ただ「黄色」と言っても、名前がつく「黄色」って、ものすごい数があるみたいですし・・・
そんな感じの「作品制作」とは別の行動も多くこなさないとダメ
プロモーション活動なんて、瞳からしたら意味の無いものに映ったんでしょうけど、この効果があるから、観てくれる人、広めてくれる人が出来るワケですからねぇ
沢山の人たちと交流・協働しつつ、自分の作品に対しての「こだわり」を訴え、満足する作品を作る・・・そんなことが良く分かる作品でしたね。
王子監督との「勝負」も面白かったし、なんといっても、2人のプロデューサーの存在がとても興味深かったです
特に理が最高でした。あんな印象が良いように変わっていく上司がいたら、最高かも
劇中に製作されるアニメもしっかり作ってるし、見応えがありました
ちゅうことで、声優さんを脇役キャストに使うってのも、見所がありました・・・で70点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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