半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『PSYCHO-PASS PROVIDENCE』を観ました。

2023-05-12 22:00:00 | あにめ&ひーろーの部屋
 2118年1月。公安局統括監視官として会議に出席していた常守朱のもとへ、外国船舶で事件が起きたと一報が入った。同じ会議に出席していた厚生省統計本部長・慎導篤志とともに現場に急行する朱だったが、なぜか捜査権は外務省海外調整局行動課に委ねられていた。船からは、篤志が会議のゲストとして呼んだミリシア・ストロンスカヤ博士が遺体となって発見される。事件の背後には、行動課がずっと追っていた〈ピースブレイカー〉の存在があった。博士が確立した研究…通称〈ストロンスカヤ文書〉を狙い、〈ピースブレイカー〉の起こした事件だと知った刑事課一係は、行動課との共同捜査としてチームを編成する。そこには、かつて公安局から逃亡した、狡噛慎也の姿があった――。博士が最後に通信した雑賀譲二の協力を得て、文書を手に入れるべく出島へ向かった一係だったが…。
〈ストロンスカヤ文書〉を巡り、予想を超えた大きな事件に立ち向かっていくこととなる朱と狡噛。その先には、日本政府、そしてシビュラシステムをも揺るがす、ある真実が隠されていた。ミッシングリンクをつなぐ〈語られなかった物語〉が、ついに明らかになる――。
(公式サイトより)

 ノイタミナ枠で2012年にオンエアされた「サイコパス」が、10周年って事です
同じシリーズで10周年、そして、不定期なれど、TV、および劇場作品として続いているのって、異例だし、凄いですよね
今回の作品は、2019年に劇場公開された「PSYCHO-PASS SS.3」と、同年にテレビシリーズとしてオンエアされた「PSYCHO-PASS 3」の間の物語だそうです
確かに「3」は、事前に「主役が変わる」ってニュースを知りましたが、始まった物語は、今までのキャストも一部出ていました。
唐突感があったし、話自体も、少し分からない部分がありました・・・(まあ、それは、俺が単純にアホなのも一因なんでしょうけど)
朱も、なんだか隔離? 監禁されているようなのも、ずっと気になっていましたし・・・
その辺を「繋いで」くれたのが、まずは嬉しかったですね この作品の脚本は今回立てたそうで、よくもまぁ、繋がりが見事すぎます
今回、また「シビュラシステム」についてが前面に出て来てて、最初の会議からずっと、この先進的な「AI」と、「法」という部分についての考え方について対立してました。
ピースブレイカーの存在(思想)も、かなり曲げてはいるものの、その一端のようにも見えましたし・・・
朱、そして公安局は、今回、「振り回され」役になっちゃっています。途中から外務省も・・・相変わらず、自分達の手の届かないところでの動きに翻弄されちゃってます
雑賀さんがねぇ・・・個人的にとっても魅力的だったキャラだっただけに、ちょっと残念です
狡嚙さんや宜野座さんのアクションは毎度の見所ですが、今回は空中戦とかも結構激しくて、スクリーン映えしましたね
そして、あんな形で、3の主人公であった灼と炯が関わってくるんだ・・・
で、朱はあんな行動(選択)をしちゃったんですね・・・
思ったよか、かなり重たい物語でしたが、とっても「満足」しちゃいました
ちゅうことで、すぐに「3」を観直そうと決意しました・・・で、85点

※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする