半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『レッドライン 悲しみの向こうに(全8話)』を観ました。

2020-10-07 21:30:00 | どらまの部屋
ダニエル・カルダーは、高校で歴史の教師をしており、パートナーである医者のハリソン、養子の娘ジラと一緒に暮らしていた。ある日、コンビニ強盗の現場に遭遇したハリソンは、傷を負った店主を介抱しようとしていると、駆けつけた警官ポールに犯人と誤認され射殺されてしまう。ハリソンの死後、ダニエルとジラは心に深い傷を負う。自身もハリソンと同じ黒人であるジラは、白人である父ダニエルに複雑な心情を抱き始め、自分の生みの母親との再会を強く望むようになる。ジラの母親であるティアも、10代の時に育てることができず養子に出したジラと再び関わりを持ちたいと思うようになるが、その反面、黒人が射殺された事件の被害者の養女が、以前養子に出した娘だという事実が明るみに出ることが、市会議員になる目標を達成するにあたり、リスクとなってしまう可能性が……。一方、無実のハリソンを射殺した警官ポールは、自分のしたことに対する葛藤と厳しい現実に直面することになる。悲劇から強く立ち上がり、希望に向かって進んでいく中、交差する3つの家族が辿り着く終着点とは――。
(SuperdramaTV番組紹介より)

 久々に(海外)新作ドラマに手を付けてみました
この「レッドライン」というのは、この作品の舞台であるシカゴの南北を走る鉄道だそうです
昨今、アメリカでは、白人警察官が黒人を射殺する事件などがあって、改めて「差別」というものに対する根強い問題がクローズアップされ、テニスの大坂なおみ選手や、F1のハミルトン選手が自らのフィールドから訴えたりしてますよね。
このドラマは、まさにその問題を取り上げています。
無実の黒人を射殺してしまった警察官。彼に果たして「黒人差別」という意識があったのか
そういった点を問う以上に、周囲の人々は、この事件をきっかけに、自らの意識をぶつけていきます
被害を受けた家族の中にも、撃った警察側にも、白人と黒人がいて・・・
更に、同性愛に対する偏見とかもあったり、市政に対する対立があったり、威厳とかがあったり・・・
ジラを中心に大きな動きで光を見出したと思っても、すぐにかき消されるような言葉や事件が発生して・・・毎回、重たかったですねぇ
そういった問題が、この8話のドラマで完全に解消される・・・なんて事は決してないのが、現代社会でも同様ですよね。
その辺の人権教育ビデオを見るより、引き込まれましたし、考えさせられました・・・
ちゅうことで、レッドラインは、南北を「隔ててる」わけではなく、「繋げている」関係でありたい・・・で、75点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
コメント
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