半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『どろろ』を見ました。

2019-06-28 21:30:00 | あにめ&ひーろーの部屋

時は戦国。
醍醐の国の主である景光は、ある寺のお堂で十二体の鬼神像に領土の繁栄を願い出た。
それと引き換えに生まれた景光の世継ぎは身体のあちこちが欠けており、忌み子としてそのまま川に流され、捨てられてしまう。
時は流れ、鬼神は景光との約定を果たし、国には平安が訪れた。
そんなある日〝どろろ〟という幼い盗賊は、ある男に出会う。
それは、鬼か人か
両腕に刀を仕込む全身作り物の男〝百鬼丸〟は、
その見えない瞳で襲い来る化け物を見据えていた。
公式サイトより)

 手塚治虫さんの有名な作品が、またアニメとして蘇りました
・・・といっても、俺はこの漫画、見れてませんでした。・・・その事をとっても後悔しています
戦国時代という設定は知っていたものの、その他何も分かっていない俺にとって、1話の百鬼丸の姿、「運命」に驚愕しましたね
自国を守るためとはいえ、この父、「鬼」です
で、タイトルにもなっている「どろろ」との二人旅、まさに「自分(の体)」を取り戻すための旅が始まりました
1話、1旅に出会う人たちも、それぞれ抱えているモノがあって、飽きませんでした
個人的には、やはりこの作品の重要な人物の一人、「寿海」さんの人生に惹かれましたね。彼もああいった過去があって、旅を続けている・・・
そんな彼が、百鬼丸と再会するシーンがとても印象に残りました
一つずつ「体」を取り戻し、普通の「人間」に近づいていく百鬼丸ですが、相反するように彼に憎悪を抱く多宝丸。
(名前も対照的です)
ただ、彼もまた、父親を尊敬し、自国の民を守りたい一心なんですよね。。。兄弟なのに・・・
ラストの対峙も圧巻な時間でしたが、ギリ、破滅的な終わり方にならなくてよかったです
毎話、訴えるモノがあって、とっても濃い24話でした
ちゅうことで、琵琶丸の過去も知りたかった・・・で75点
※あくまで個人的主観のため、気分害されましたら申し訳ありません

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする