半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『デクスター(シーズン5・全12話)』を観ました。

2011-07-03 06:00:00 | どらまの部屋
 シーズン4の最終回、最愛の妻リタを無残な形で死なせてしまったデクスター。チームがFBIとともにリタ事件、そして次々と現れる凶悪犯罪の解決に向けて捜査を進める一方で、リタの死とデクスターの関係について徐々に疑いの目を向けていくクイン。デクスターは妻リタの死とどう向き合っていくのか、そして良き父親として子供たちとどのように接していくのかが見所となる。果たしてデクスターはもとの残忍な殺人鬼に戻ってしまうのか。
FOXCRIME番組紹介より)

 シーズン4が衝撃的な終わり方をしてたんで、このシーズン5を心待ちにしてました
その間にも、主役のマイケル・C・ホールがガン治療をしてたり、妹・デボラ役のジェニファー・カーペンターと離婚しちゃったりと、番組存続大丈夫かしら などと心配してましたが・・・
前回は、トリニティ・キラーという手強い殺人鬼が相手でしたが、今回の「敵」は、集団でしたね
ただ、この「敵」より、今回はやはり、その「敵」の被害者であった、ルーメンとの関係でしたね。
犯人に対する恐怖・憎悪から、ルーメンは(裏の顔を持つ)デクスターと、その彼の「儀式」に対して、興味を持ち、そしてデクスターも、自分の行いを理解する彼女に好意を抱いていきます
いつの間にか、「2人の執行人」と化しているデクスター達を狙う「敵」は、もう一つ、前回からデクスターを疑っていたクインと、クインが雇ったリデイに、かなり追いつめられましたねぇ・・・
更に今回は、デボラの考え方の変化もポイントでした。最終回の(デスクターとは知らずに)殺人鬼に対して、自分の気持ちを述べるシーンはハイライトでしたね。
このデクスターという作品、いつも思うことを・・・
正直、犯罪捜査としては、ヌルイです。CSIとかを見ているからと思いますが、デクスター本人も、完全に証拠を消しているとは思えないし(今回は監視カメラにバッチリでしたし)、警察側の捜査もなんだかねぇ・・・という感じです
じゃあ、デクスターが、「必殺!仕事人」のように、裏稼業で悪人をやっつけてスカっとするかというと、そんな事もありません
なのに、今続いているドラマの中で、一番魅力を感じるのです
これはひとえに、デクスターの不思議な魅力でしょうね 他のドラマでは見ることのできないキャラであり、彼が中心にいて、彼の家族、そして彼の同僚、そして、彼の裏の顔を知る人・・・この関係が絶妙であり、毎回違った趣向なんですよね
次のシーズンも期待しちゃいます
ちゅうことで、どさくさにまぎれて、マスカはいい女をGETしやがって・・・・で85点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
コメント
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