半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『湖のほとりで』を観ました。

2010-10-24 14:17:12 | えいがかんしょうの部屋
 北イタリア、のどかな小さな村のはずれにある湖のほとりで発見された美しい少女・アンナの死体。
争った形跡がないことから、顔見知りの犯行であると推測された。
この村に越してきたばかりの刑事サンツィオは、いつも明るく元気だったアンナの様子が、ベビーシッターをしていたアンジェロが不慮の事故で亡くなってから変わったという情報を耳にする。
アンナは誰に、なぜ殺されたのか?
公式サイトより)

イタリアのアカデミー賞にあたる「ダヴィッド・ディ・ドナッテロ賞」で史上最多の10部門を受賞したらしいのですが、この賞の存在をあまり知らない俺です
最初にこの賞の話を聞いてたんで、構えて見始めていたのは確かです
そうやって構えてしまった自分に非がありますが、肩すかしくらってしまいました
湖にある美少女の死体って、「ツイン・ピークス」ですかね
確かにツイン・ピークス同様、その死体を巡って、その村に住む人々の複雑な人間関係とか、感情とかが次第に浮かび上がってくる展開です
犯人を追う物語と、その刑事さんの家族の物語が並行しているんだけど、家族の話を深く推理しても、犯人とは全く関係ないのであしからず
犯人は何となく中盤で分かってしまうんだけど、犯人が見つかった所で盛り上がりがピークを迎えるワケじゃないです。その後も淡々としてて、すーっと終わってしまう
一つ一つの捜査と、そこで迎える現実は確かに話のポイントになるんだけど、それらのつなぎが、なんだかテンポ悪いんですよねぇ
いかにも「犯人」と思わせるようなシーンは言葉を多用しているのも、ちょっと個人的にはひっかかります
ま、それもこれも、過度に期待しちゃった俺が悪いのですが
ちゅうことで、刑事さんと奥さんの話のが、淡々とした中で興味をもったものでした で45点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
コメント
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