半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『劇場版 機動戦士ガンダム00』を観ました。

2010-09-19 17:00:00 | あにめ&ひーろーの部屋
 24世紀初頭、突如として姿を現した私設武装組織「ソレスタルビーイング」。彼らはガンダムによる戦争根絶を掲げ、武力介入を開始、一時は組織壊滅の危機を迎えながらも、争いの絶えなかった世界を急変させた。
地球連邦政府の成立。その後の独立治安維持部隊アロウズの専横による戦争状態を経て、武力に頼らない社会を選択するに至った人類だったが、西暦2314年、再び危機が訪れる。130年前に廃船となっていた生体反応の無い木星探査船が地球圏に接近してきた。それは、人類の存亡をかけた戦いの始まりを告げる船だった。
公式サイトより)

 一応、正式名称には「A wakeninig of the Trailblazer」というサブタイトルがついとります
直訳すると、「先駆者の目覚め」だそうです。
劇場版ガンダムとしては、「Z」以来4年ぶり、完全新作となると、「ガンダムF91」以来19年ぶりだそうです
今回の物語は、「00」の完結編であり、TVシリーズから2年後の世界を描いています。
2時間弱のこの作品を見て、すぐに思いついた感想は・・・
劇場版としてはしっかり作られてて、話も面白い・・・しかし、もはや「ガンダム」ではない!!
ちゅうことです
TVシリーズは、人間同士、または人間とイノベイターという関係を描いてて、2年後は、かなり関係は良くなったものの、まだまだギクシャクしているという状況。
その関係を更に深くえぐると思いきや、なんと今回は別の生命体の存在が・・・
正直、これが仰天モノであり、「ガンダムではない」という感想につながります
「分かりあえる」という単純なテーマを、こんな形で大胆に描いたのは、制作陣も、かなりの覚悟だったんでしょう・・・
これはこれで面白かったし、盛り上がったのは確かですが、その反面、「人間とイノベイターで描くネタも沢山あっただろうに・・・」とも思い、複雑な気持ちです
その他の感想は・・・
・最初のソレスタルビーイングの映画はわろた アクシズ出てるし、ティエリアは女だし
・TVシリーズで好感を持ってた沙慈、成長した彼を見れて良かったけど、もっと出してほしかった気が・・・
・TVシリーズの生存キャラは、それぞれの立場で見せ場を作ってて、これは良し。ただ、エルス相手に犠牲になったのは(エルスの真意が真意だけに)可愛そう
・デカルト・シャーマン、かなり良い登場で、立場としても意志としても良かったのに、あれで終わり ラスボスかと思ってました・・・
・ガンダムは、OOクアンタ以外は活躍しましたね。クアンタは花咲かせただけ
・アンドレイは真っ当な男になったね。グラハムは変わらぬ武士でしたね。コーラサワーは相変わらずね
・戦闘シーンは、とにかく目が追いつかないくらいの圧巻モノ
・最後の戦闘では、イノベイター以外も意志だけで会話していたような・・・
・・・と、挙げたらキリないくらい、楽しみどころが多かったのは確かです。
(TVシリーズ観てないと、全くNGでしょうが・・・)
賛否両論はこれからも出るでしょうけど、とりあえず、見事に「完結」お疲れ様でした
ちゅうことで、フェルトの想いは永久に・・・っていうのも可愛想・・・で80点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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『アフロサムライ レザクション』を観ました。

2010-09-19 07:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 父の仇であり、闇の剣客道の頂点に立つジャスティスを倒したアフロ(サミュエル・L・ジャクソン)。頂点の証明たる“一番”の鉢巻を手にした彼はその数年後、今まで斬ってきた者たちを供養すべく仏像を彫り続ける日々を送っていた。そんな彼の元に謎の女・シヲ(ルーシー・リュー)と、死んだはずのかつての兄弟子・仁之助が現れる。2人はアフロに奪われた命の復讐にと、“一番”の鉢巻とアフロの父の遺灰を奪っていき……。
goo映画より)(公式サイト

 サムライアニメなんだけど、アメリカ発。かなり異色なアニメの続編登場です
前作の感想
たった2作目なんですが、オープニングから、独特の「ノリ」がイイですね
相変わらず、独特の世界観で魅了してくれますね
貧相な村に何故かあるストリップ・バー、ラジカセ抱えているサムライ・・・サムライと、刀による殺陣シーン意外は、ほぼアメリカン いや アメリカとも違う、不思議な世界。
まず納得なのは、今回の殺陣シーンもホント良い動きで、見ごたえありますってコト
次に、物語も単純ながら、余分な部分がなく、盛り上げてくれます
昔、アフロに殺されてしまった奴の家族とかが出てきたり、アフロとの剣友の存在や、その妹の存在・・・人の関係がシンプルなのは、最近の日本のアニメに見習ってほしいなぁ・・・と
シンプルな話の盛り上げ方に、思わずグッと来てしまう単純な俺です
アメリカでは、様々な賞を獲っているようで・・・ある意味、アメリカの人から見て、日本の「興味あるところ」だけを取って繋げて、その他はアメリカン・・・ってのがウケるんでしょうね
という俺も、すっかり好きになってますが・・・生粋の日本人です
ちゅうことで、ニンジャが、シリーズ通じて一番「うざい」・・・で60点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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『ヴィヨンの妻 桜桃とタンポポ』を観ました。

2010-09-19 05:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 戦後の東京で、才能がありながら放蕩三昧を続ける小説家・大谷(浅野忠信)を健気に支えて暮らす妻の佐知(松たか子)。貧しさを忍びつつ幼い息子を育てていたが、これまでに夫が踏み倒した酒代を肩代わりするため椿屋という飲み屋で働き始める。佐知は水を得た魚のように生き生きと店の中を飛び回り、若く美しい彼女を目当てに通う客で椿屋は繁盛する。そんな妻の姿を目にした大谷は、いつか自分は寝取られ男になるだろうと呟くのだった。
goo映画より)(公式サイト

 ここ数年、なんだか時代劇がやたら活気あるというか、よく公開されてますよね
この作品も、モントリオール世界映画祭で、見事、監督賞を受賞して有名になりました
もともとは太宰治の短編小説だったそうです。
前に太宰治の「人間失格」という作品をアニメ化したものを観ましたが、それに共通するものを感じました
あのアニメの主人公、そして、この大谷・・・これは太宰さん自身を描いている
ま、今回は、その大谷ではなく、あくまで主人公はその「妻」ですけど
この妻、佐知は・・・男(といっても、俺ょの目線で見たら、こんなにいい女性はいませんぞ
ただ、「フヌケ男」と化している大谷にとって、こんな健気な佐知の存在は、更に自身を追い込まれることになるのは、同じ男なら、なんとなく分かる気がします
(そりゃ、逃げ道で慕ってくれている女性(広末涼子)と逃げたくなるわなぁ・・・
・・・と、やたら男目線で、感想になってない感想を述べてますが、その理由は・・・ただ単に俺が今、酔っ払っているってだけです
ちゅうことで、ヴィヨンって名の理由も調べたけど、関係ないじゃん・・・で65点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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『おろち』を観ました。

2010-09-19 03:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 代々続く名門一族、門前家の女主人、門前葵(木村佳乃)は自信に溢れた銀幕の大女優で、いつも自宅の試写室に篭り、自分が出演した場面を繰り返し見ては満足そうに笑っていた。ある日、葵は試写室のスクリーンに映る自分の顔を見て青ざめる。そして、階上にある“決して開けてはいけない部屋”に駆け込んだ。代々門前家の女は、29歳になると美しい顔が醜く崩れ落ちる運命にあるのだ。美しい女の悲しい運命を、おろち(谷村美月)が見つめていた…。
goo映画より)(公式サイト

 言わずと知れた、梅図かずおさんの有名な漫画ですが・・・実はこれ、読めてない俺です
梅図さんの作品は、子供の頃、短編の漫画がかなり怖かった印象がある・・・程度です。すんません
で、この作品ですが・・・なんだろ 意味分からなかったです
この題材、「姉妹」って物語だと思います。後でネットで調べたので
ただ、調べて知った、結構哀しい物語が、この作品で全く感じられなかったんですよねぇ
ネットで知った物語で、漫画が読みたくなっちゃいましたもん
で、恐怖があるかというと、これも無い
役者さんは頑張ってると思うんですが・・・・ごめんなさい。入り込めませんでした
ちゅうことで、梅図さんの漫画の「眼球に影」はさすがに実写にならなかった・・・で35点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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