半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『RD 潜脳調査室(全26話)』を観ました。

2008-10-03 21:00:00 | あにめ&ひーろーの部屋
2012年。建設中の人工島沖合で海洋観測実験中『海が燃える』現象に遭遇し、眠ったままの状態になってしまったフリーダイバー・波留真理(森 功至)。
2061年。
波留が再び目覚めたときには50年もの時が流れ、彼は車椅子で過ごす80歳の老人となっていた。だがその目は海へと向けられ、事故の寸前に海の奥底から感じた『地球律』の謎に向けられたままだった。
波留の昔からの親友であり、電理研統括部長の久島永一朗(藤原 啓治)は、彼をこの時代のメタリアル・ネットワーク、通称メタルの情報を調査するダイバーに任命する。
そしてその彼の前に現れた少女・蒼井ミナモ(沖 佳苗)。直観力に優れた少女は、波留のよきパートナーとして、観測者としての波留の『閃き』としての機能を果たしていく。(作品紹介より)

製作=プロダクションI.G.、原作:士郎正宗、そして「電脳」と聞くと、すぐ思いつくのが、「攻殻機動隊」
ですが、ここは近未来であっても、「攻殻」の世界とは違う、一面が海の人工島での物語でした。
予備知識もあまり無く観た1話は、いきなり海が炎上してるし、(士郎節とも言える)専門用語のオンパレードで、正直、全く意味が分からなかったです
しかし、2話からは、1話完結型のドラマに早変わり
最高齢主人公の波留じいさんと、かなりポッチャリ系のミナモを始めとする女性キャラが織り成すショートストーリーが続きました
このまま1話完結型でも、充分最後まで楽しめたのでしょうが、後半妙にシリアスな展開が・・・
科学の進歩により、人類が気象を制御するようになる・・「人類が自然をコントロールする」という発想、異常気象が続く昨今の世界にとっては、まんざら「有り得ない」話では無いような気がします
ただ、そんな事が可能なのか という一つの結論(推測)が、この物語のラストに描かれています。
作品としては、かなり「地味」なのが勿体無いし、あの1話では、即挫折した人も多いとは思いますが、観続けていると、おっきなテーマに興味津々になるし、単発物語も味があるのが多いし、少ない登場人物は特徴あってイイし・・・結構イケましたよ
ちゅうことで、「あなたにリアルドラ~イプっ」ってのは恥ずかしかったで75点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
コメント
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