『ヒストリー・オブ・バイオレンス』を観ました。

　田舎町で平穏な暮らしを営んでいるトム(ヴィゴ・モーテンセン)。彼が働く小さなカフェバーで起きた強盗事件に端を発し、次第にトム自身の過去の謎が明らかになり、平和だった家族との溝が深まっていく…。

　とってもいい家族、とっても素敵な夫婦で始まった物語ですが、その最初の事件でのトムの「立派すぎる」行動から、観る我々も疑惑マンマンです
ど～みても、昔、かなりの「ヤリ手」だったのがバレバレですね　
ただ、その「ヤリ手」が正義なのか、悪なのかってのが次の興味となるのかなぁと思いきや…出てくる相手が見事にキナ臭いこと　
ここまでで、だいたい物語がヨメてきましたよね
あとは、家族との関係が、どう崩壊していくかってところが、残り半分の楽しみでしたが、この部分を徹底的にやるのではなく、トムの過去の決着もあって、どっちも中途半端かなぁ
ただ、役者さんは皆いいです。この夫婦の崩れ方しかり、エド・ハリスの悪ブリもヨイ
ちゅうことで、モチョット何か欲しかったなぁ…で５５点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません