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ニイハオ! 我的朋友!

中国留学生活を綴ったのがこのブログのはじまり
今は日々のこと旅のことなど徒然に・・
そして加わった乳がんカテ

グラン・トリノ

2009-04-30 | ● 芸術 文化 映画 音楽 本
一か月に 六本観てしまった。
その六本目がこれ。    『グラン・トリノ』
監督、主演、クリント・イーストウッド。
わたしは、凄く好きだなぁ、イーストウッド作品。
今回の 『グラン・トリノ』 も 絶対お勧め

     

特にラスト・・
涙が溢れて、滴り落ちてくるのが止まらない・・ 。

  「俺は迷っていた、人生の締めくくり方を。
   少年は知らなかった、人生の始め方を。 」 ・・・・・

人生の締めくくり方・・  
後悔や色々なことに迷いながらも見つけた彼の人生の締めくくり方は、途轍もなく優しく美しかった。
そして、静かに穏やかだった。

身体に銃弾を何発も撃ち込まれて死んでいく訳だから、実際、穏やかでもないし、静かでもない。
でも、実にイーストウッドだった。
ワォルト(イーストウッド) が命をかけて守ったタオ(少年) の未来。
そして人生のはじめ方を知った、タオ。

ワォルトの命は、タオに引き継がれた。
それは、「未来」のリレーにも思えた。
そのバトン、、、 グラン・トリノ。 

エンドロールの時にイーストウッドが歌う 「グラン・トリノ」テーマ曲。
最後まで どこまでも よかった。
   Clint sings - Gran Torino
 


なるほどと思う、こんな評をしている人がいた。

「イーストウッドの映画は、どの映画でも、スクリーンを感情で埋めてしまわない。
 感情の頂点(?)が10だとすると、その感情が8くらいまでに達すると、そこでそのシーンをおわってしまう。
 (ハリウッドの映画は10を通り越して12、13くらいにまで感情をあおる。)
 8くらいまで表現すると、残りの2は自然に観客のなかで育っていく。
 その育っていく、あるいは感情を育てる過程で、その感情が、観客自身のものとなる。
 イーストウッドが押しつける感情、あるいは思想ではなく、観客が自分で感じ、育てる思想になる。
 真実は(思想は)すべてを言わなくても、どこからでも姿をあらわす。
 それを観客は自分自身で発見する力を持っている--ということを信じている。
 それがイーストウッドだ。   」

 ・・・ みんなは、どう思うだろう。  



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趙 雲

2009-04-28 | ● 芸術 文化 映画 音楽 本
映画 『三国志』 を観た。   『三国志』
今日からわたしのヒーロー!、、、  それは 趙雲! 


凄く良かった。
三国志ものとしては、わたし的には二週間ほど前に観た 『レッドクリフ2』 より数段上をいってる。
『レッドクリフ2』 もよかったけど だよ。

ラスト、、曹嬰率いる数万の敵軍へ一人で突き進んで行く壮絶な姿・・
国家統一の夢に向かって 命尽きるまで突き進む趙雲 カッコいい!
(カッコいい、、、  こんな俗っぽい表現しかできない 情けなさよ。 

趙雲役の アンディー・ラウ 
『墨攻』 の時もすごくカッコよかったけど。
今回は更に深みが増したようだ。   

     


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映画 「重力ピエロ」

2009-04-26 | ● 芸術 文化 映画 音楽 本
ミュージカルに絵画に、そして、映画・・・

三連チャンで毎日(ちょっと)優雅に 遊んでばかりいるようだけど・・  今日は映画を観た。
たまたま今週末に色々重なったからこうなってるけど、そう、たまたまのこと。

全国に先がけ昨日から先行上映されている 『重力ピエロ』 を観てきた。
「あっ! 原町本通りだ!  」 なんて知っているところが出てきた感動に思わず声を出したら 隣の夫が 
「静かにしろ。。」   
  

終わった時に思ったこと。
「やっぱり わかんないなぁ。」
原作も読んでるけど、映画観ても、、、   どうして重力ピエロなんだろ?

このタイトルに込められた意味ってどういうことなんだろ?
そこが分からないんですよ。


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アンドリュー・ワイエス展

2009-04-25 | ● 芸術 文化 映画 音楽 本
小さな小さな無人駅に降りた。
『美術館図書館前駅』 
              

駅からイメージしたわたしは、小さめのちょっとした美術館なのかな、なんて思いながら歩いて行くと・・
         素晴らしかった!!
  
この写真ではよく伝わらないと思うけど、実際はとても美しい美術館だった。
隣に県立図書館を併設。

広々とした敷地、後ろの山々の風景と建物が上手くマッチしていて静かなる美しさを醸し出している。
この光景が目の前に広がった瞬間、うわぁ・・・  と、心に清々しい空気を感じながら しばらく眺めてしまった。

ちょっと しょぼいかも、、 なんて一瞬でも思ってしまって失礼しました。
福島県民のみなさんに 失礼をお詫びしたい気持ち。 

   


さて、どうしてお隣の福島まで行ったかというと、5ヶ月近く楽しみに待っていた
『アンドリュー・ワイエス展』 を観るため。    ワイエス展

    

初めてワイエスを知ったのが、昨年12月に放送されたNHKの新日曜美術館を観てのこと。  
 ワイエスのアメリカ

テレビを通してじゃなくて 本物を観たいと凄く心惹かれる画家だった。
一見日常のひとコマにも思われる風景の中に、繊細な心の動きや深い感動のようなものが伝わる気がするワイエスの作品。
人物画の中にも 描かれる人の人生や生き方などが浮き上がってくるような、、、 そんな思いがしてくる。

ワイエスは自分の心に何かがクリックされた時 創作の意欲が掻き立てられて 描かないではいられない気持になると語っていたという。
今年一月 91歳で亡くなるまで、それは変わることがなかったという。
カチッとクリックされるスイッチは、色々な意味や色々な種の感動だったのではないだろうか。
上手く言えないけれど、心の奥の芯のようなところに響いてくる絵だった。
行ってよかったとホントに思わせてもらった。

       
    
    


そして行くのが、なぜ25日だったのか。
それは、講演会「心の風景が絵になるとき」 を聞きたかったから。

心の風景が絵になる・・・    心の風景を表現できるなんて素晴らしいな。
感動や心の動きを伝えたいと思っても、「観客一人(自分)の心の小劇場」 で もがくばかりのわたしには、とても興味深い演題だったし、心の風景をあんな絵にできるワイエスについても知りたかった。

    
       講演者が書いたブログ アンドリュー・ワイエス追悼


買ってきたポストカード。
欲しい絵が売っていなかったのは残念だったけど、ある中で気に入った三枚をもとめてきた。

    


  こころ満たされた一日だった。 


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ミュージカルを観に。。

2009-04-24 | ● 芸術 文化 映画 音楽 本
今日は娘と楽しみにしていた 『レ・ミゼラブル』 (ミュージカル) を観に行ってきた。
ヴィクトル・ユーゴーの原作は読んだことがないので、内容をつかむのに少し難しかったけれど、
素晴らしい舞台だった。
みなさんの熱演に、会場からは拍手喝さいが。
中でも仙台出身の森公美子さんが紹介されると、一段と大きな拍手。
やっぱり生の舞台はいいねェ! 


今日の一番丁、こんな感じでこいのぼりがいっぱいおよいでた。 

        

ミュージカル会場に行く前に昼ごはんを・・・
お目当ての店が見つけられず (「うめ小路」さんを探し、アーケード街を行ったり来たり 
「もう時間ないから、回転寿司にしよ!」 の娘の一言で、回転寿司屋さんへ。
こんなランチもだしてるんだね。   わたしは これ。

    

娘は 「これでも遠慮してるんだけど、、」 と言いながら11皿をぺろり! 
それとほたてとふのりの汁。
                                 
先日 我家襲撃の元同学。
彼のメモに 「回転寿司でほやを食べました。」 けど、なんかイマイチ?みたいな 微妙?みたいな感想が書いてあって・・
関西人のお口には、あわなかったかな。 

わたしは回転寿司にほやがあること知らなかったから、どんなもんか見てみたかった。
漬けほやがのったお寿司なんだね。
お味は、「まあ、こんな感じでしょうね。」 という感想かな。
次回来仙の際は、ぜひ生を 「ほや酢」 あたりで食べてもらいたいものだ。
旬の時期に来れると 尚更いいんだけど・・
ほや好きのわたしとしては、強制的にお勧めしたい。

  


ミュージカルの帰り、少し買い物をした。
靴が欲しかった。
最近長時間歩くから、もう少し歩きやすい靴ないかと思って。
今はいているのはサイズが若干大きい。   ぴったりサイズが23のところ24㎝。
その為、歩くたびに靴の中で足が滑るというか自由に動きまくれるというか・・
長く歩いていると、どうも足と腰に負担がかかってしまう。
身体にいいこと! と思いながら今日あたり 腰がいたい。 

そんなこんなで、これ!
娘が少し早い母の日プレゼントにと、プレゼントしてくれた。 
はいて歩いてみたら やっぱり違う。
足にフィットして、弾力もあるからとても歩きやすい。
うれしいプレゼント

  


そして、これ これ。
夫からもらったポイントで買った体重計!
これで 準備万端 
あとは、わたしが日々精進! 

   


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レオナール・フジタ展

2009-04-21 | ● 芸術 文化 映画 音楽 本
楽しみにしていた 「レオナール・フジタ展」 が、いよいよ日曜日から開催される。 
             レオナール・フジタ展

いつ行こうかな。 

          


レオナール・フジタは、藤田嗣治。
数年前、上野の西洋美術館に行った時、初めて彼の作品を目にした。
 『 坐る女 』
とても心ひかれて、あの時から藤田嗣治という名前が忘れられなくなった。  美術館へ行く


今回の展覧会は、札幌をスタートに全国5会場を巡回するもの。
その最後が仙台になる。
日本初公開の作品もあったりと楽しみだ。
上野の 『坐る人』 は、もう一度観たいなぁ。 



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「チェンジリング」 「戦場のレクイエム」

2009-04-04 | ● 芸術 文化 映画 音楽 本
今週、2本映画を観た。

まず、チェンジリング

この日は丁度 利府VS早実戦の日だった。
映画が終わって、急いで帰っても試合始まる時間には間に合わないと思い、急きょ行き先を市役所に!
市民の広場には、絶対テレビあるはずって。 

明らかな好プレーを 「運いいね、運いいね。」 と繰り返すおじいちゃんや、
5点目入った時 「たまげたごと!」(驚いたぁ! って感じ) って、驚いてる これまたおじいちゃん。
そして9回裏、息をのむような緊迫した時間が過ぎ、勝利の歓喜に沸く市民の部屋を後にしながら
「命縮むどごだった・・」 と、やっぱりおじいちゃん。
そんなみなさんと一緒に開始から終わりまで観戦。

高校野球を自宅以外で見たのは、今回2回目かな。
1回目は、東京のお台場海浜公園の売店のテレビ。
駒大苫小牧が初優勝した瞬間を、なんか感動して見てたりした。 
感動といえば、うちの利府にも感動
花巻東に負けた後に見せた清々しい笑顔。
自分たちの持てる力の限りを出して、精一杯頑張った後のいい笑顔だった。

おっと、映画の話が・・・ 
チェンジリング、よかった。
アンジェリーナ・ジョリーが熱演、アカデミー主演女優賞にノミネートされただけある演技派って感じだったし、
クリント・イーストウッド監督らしい作品だと思った。
「硫黄島からの手紙」 もそうだったように、もの凄いテーマを扱っているのに、落ち着いた品格というような印象が全体に流れる。
と言っても、鋭くまたリアルに切り込むところは手加減ない。
そして 「マディソン郡の橋」 もそうだったけれど、複雑で繊細な情感を描くのがじょうずでわたしは好きだ。

チェンジリングはこどもたちを惨殺する凄惨なシーンもあり 夫にはショックが大きいかもしれないから観ないほうがいいかもしれないぞ といわれていたけれど、そのショックよりも腐りきった警察組織への怒りの方が勝った。
本気で 「許せない!! 」 って、”客席のクリスティン・コリンズ” になっていた。 


2本目は、戦場のレクイエム
それはそれは、もの凄い迫力!
中国映画史上最高という17億円の巨費を投じて製作された戦争大作。
あの戦闘シーン撮るのに もしかしてホントに死んじゃった人何人かいたんじゃないかと思えるくらいのド迫力。
春節に これでもかあ!! とあげまくられる花火をちょっと思いだしたりして・・・  
関係あるような ないような。 
グー・ズーティ役のチャン・ハンユー、
中国のアカデミー賞といわれる映画祭で主演男優賞を受賞したのが頷けた。
ちょっと仲居君に似てるかも。

ただの戦争ものではない、人の心に感涙を流させるいい作品だった。


内容にあまり触れてないけど、
関心あるかたはこちらをどうぞ。(音でます)   チェンジリング    戦場のレクイエム


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二軍選手

2009-03-16 | ● 芸術 文化 映画 音楽 本
WBC、日本代表、キューバに勝った。
今朝出勤前にたまたま回したチャンネルに、岩隈選手が映ってたものでちょっと目をとめた。
元々、高校野球は別として野球はあまり興味はないけど、楽天は地元だし、ちょっとは気になる。
楽天の中でも、軽く岩隈ファンだったりするし。 

たまたま見つけたこんな曲。。。

  さだまさし 二軍選手
     

数年前、あるプロ野球球団に入団した高校生球児がいた。
彼は今試合に出ているWBC代表選手の球を受けていたこともあったキャッチャー。
まだ彼をテレビで見たことはない。
解説の話の中にも出てきたことは一度もないと思う。

なんだか急に気になって彼のその後を調べてみた。
育成選手だった。

彼はプロ野球選手になって夢を実現した。
彼は高校時代、好感のもてるとてもいい子だった。
プロ野球に行けるようになったことを知って、当時一緒に嬉しかったものだ。
だって、彼の夢だったから。

さて、今はどうなんだろう。
どんな思いで野球をしているのだろう。
好きなことを思いきりできているかな。
そうだったらいいな。


    



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ささやかに早春賦

2009-03-10 | ● 芸術 文化 映画 音楽 本
食事用に菜花を買うと、時々こうする。
つぼみのついた一本をコップに挿して、窓辺に置く。
特有のほろ苦さに春先の予感を感じ、
また、柔らかな緑とかわいい黄色にも 春の雰囲気を味わう。
ささやかな遊び心のようなものだけど。 

      


あらあら、、、
庭に一番乗りで咲いたクロッカス、開いたと思ったら翌日には鳥に食べられてた。
残念!
鳥も待ちに待った、御馳走だったのかな。 






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フレディもしくは三教街

2009-03-07 | ● 芸術 文化 映画 音楽 本
  

         さだまさし - フレディもしくは三教街

        



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