どこかへ行ってみたくなる

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いつまでも 旅人 ...

関東流れ旅 2   美術館

2005年02月14日 | 関東流れ旅 (2004年)
なんとしても、観たい!

閉館1時間前に、上野の西洋美術館に滑り込んだ。
時間もないしと新館1・2階にしぼり そこだけ観賞。

http://www.nmwa.go.jp/jp/html/museum_collection.html#c07

    一番のお目当ては、モネ。 

《舟遊び》
http://www.nmwa.go.jp/jp/pictures/1959-0148.html
《睡蓮》
http://www.nmwa.go.jp/jp/pictures/1959-0151.html

上の二作は有名だけど、それよりわたしが好きだったのは、

《チャーリング=クロス橋、ロンドン》
《ウォータールー橋、ロンドン》

淡くぼかされた光の中の世界なのだけど、目を凝らしているうちに
風景が浮かび上がってその中に自分も溶け込んでいく感じ。
その2枚の橋の絵の右隣にある 《ヴェトゥイユ》 も、良かった。
ショパンがピアノの詩人なら、モネの絵も詩だと思った。


それから、クールベのこれ。
http://www.nmwa.go.jp/jp/pictures/1959-0062.html
うねる波と 弾けるしぶきの白さ、、、迫力あった!


アンリ・ファンタン=ラトゥール の2作 《花と果物、ワイン容れのある静物》。
これは、お見事! って感じの絵だったなぁ~。
花や果物が もう額縁から飛び出してるんだから。(そんな感じに見える)
どんな筆使いなのかしらと、ぐっと近づいてみてたら 
『あの~、もう少しお下がりください。 この線から出ないように・・・』 と
注意をされちゃった。  絵に 引き付けられ過ぎた・・・

     ここまでは、新館2階の展示。


新館1階では、、、

藤田嗣治の 《坐る女》 が、目を引いた。
東と西が うまく混ざり合ったというか、なかなか面白いというか・・・
わたしは好きだった。

それと、ピカソはやっぱり独特な世界だなぁ~なんて。


《ウォータールー橋、ロンドン》 と 《睡蓮》 の額用の絵を買ってきた。
それからの1日半、折れないようにと それはそれは気を使うことになる。


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