<老師(ラオシィ)> とは 中国語で 先生のこと。
基礎の授業を教えていただいている 宋老師は人格的にも とてもすばらしくて 親切で丁寧な女性の方。
授業の折に誕生日をおっしゃったのを計算したら 60歳くらいだった。
ゆったりしたおおらかな雰囲気が 大陸的というか。
わたしはこちらに来て とてもいい出会いをたくさんしている。
この宋老師をはじめ、ルームメイトのナタリーしかり 寮の各国の寮友、クラスメートしかり。
文化の違いや年齢の違いなどは 歴然としてあるのだけれど、それもまた それぞれの <個性> という風に見えてくる。
違いの尊重、、、 なのだろうか。
宋老師の話に戻る。
老師は いつどんな質問をしても 快く答えてくださる。
わたしたちのクラス担任でもあるため、欠席した人がいると とても気にして その人の近くに住んでいる人に 「ちょっと訪ねて 様子を見てね」 と頼んだりする。
「もしかしたら病気かもしれないし、なにか悩みでもあるかもしれないからね」 とか。
でも、とても面白い面もあって つい笑わせられる。
それと わからなくて苦労してそうな人には休み時間に傍に行って 「どうお、わからないとこありますか?」 って。
ある時は 20分の休憩時間を全部使って、その人に付きっ切りで教えてあげていたっけ。
わたしたちのクラスは 超初心者の集まりだから余計手取り足取り、、、 というか それはよく面倒を見てくださるのだ。
というか、老師の人柄なのだろう。
各クラス、クラス長を選ぶことになっている。
学級委員という感じかな。
どこのクラスも もうすでに決まっていたのに うちだけまだ決めていなかった。
「先生 忘れてるのかなぁ~ 。

」
そしたら今日、その話が出された。
「そろそろみなさん 誰がどんな人かわかってきたでしょうから、このクラスのクラス長を 決めたいと思います。あさって決めますから 考えておいてくださいね。」 って。
なるほど、忘れていたのではなくて みんながそれぞれを知り合える頃合を待っていたんだ。
顔合わせ早々 決めるなんて 所詮無理な話だものね。
こんなところからも、わたしは宋老師をとても素晴らしい方だと思った。
うちのクラスには 「中級クラス」や「初級の上」のクラスにはない 独特の面白みがあると思っている。
メンバーは ホント いろいろ。
最年少は、18歳の女の子。 最年長は、67歳の女性の方。
こちらで仕事をしながら通ってくる人もいる。
22名のうち、まだ全員の名前は覚えていないけど 寄せ集め的な面白さがある。
老師といえば 、、、
わたしにとって、わたしが関わる人みんなが ある意味老師だ。
先生はもちろんだけれど、ナタリーもナスジャも 日本人の寮の友達も韓国人のヨウナだって ジーナだって。
ある雨の朝、ナスジャに雨が降ること <下雨> を教わっていた。
「シャア ウ~、シャア ウ~、、、」 って練習してたら いつもわたしたちの寮を掃除してくれているおばさんも 後ろから 「シャア ウ~。。

」 って。
発音を直してくれた。
そんなたくさんの老師たちに囲まれて なんとか

