古典幾何学本の邦訳計画。おそらく山場を過ぎたはずで、その頂点となる章の粗訳を図学の恩師に送ったところ、なぜかしばらくしてメールが来て、秘蔵の数学百科を貸してやると。
もちろん、こんなチャンスを逃すはずも無く、のこのこと集合場所に行きました。
本当に偶然なのですが、その幾何学本での図形の組み立て方が、かつて私がプログラミングした3D模型の方法と全く同じなので、難しい数学理論はさておき、何を目指して何をやったかはものすごく分かります。どうやら、そのことを嗅ぎつけたみたいです。
元建築家なので、二次元平面に書かれた図面から本物の建物を想像するのは容易らしく、じゃあ、3次元空間から4次元空間図形を、みたいなノリだと思います。
なので、4次元超立方体は私でも何とか想像できるが、正4面体16個で覆われた正16胞体の想像は厳しいと言うと、なぜかカバンから裏が白のコピー用紙を取り出し、なぜかファーバーカステルの色鉛筆を取り出し(ドラえもんの四次元ポケットみたいな光景だった)、説明してくださいました。
ええ、それだけの話です。翻訳の話がメインだったのですが、まあそこはビジネスライクに普通に簡単に。
