まったり アイマス2

アイドルマスター2 超ライトユーザーのプレイ日記

294. 日経産業新聞の記事

2013年02月19日 | 日記
 2月18日付の日経産業新聞(日本経済新聞社)に「アイマス経済圏 膨張」という半ページの特集記事が載りました。100億円を超える市場、がキャッチです。
 日刊紙で、普通に駅の売店で売っています。主要紙と違って、多少探す必要はあるかもしれません。どちらかというと、物作りの話題が多いように感じましたが、ゲームなどソフトの話題も載っています。

 1面の下のindexに冬フェスの写真が利用されていて、最新の話題ですから記事内容もここを基軸にしています。
 20面の記事にはレコード大賞のCD「生っすかSPECIAL 01」と、モバマス(シンデレラガールズ)の「マイスタジオ」画面に5人のモバマス固有アイドルが映った写真が使われています。関係者への短いインタビューと歴史が述べられています。
 経済誌ですから、アイマスの何がどう売れたかの話題が主軸です。もちろん、初代の頃は典型的なオタクコンテンツであり、ゲームとして売れた量はまあぼちぼち、といったところ。しかし、家庭用ゲーム機などでじわじわファンが増え、とニコ動などの動きを示唆して、この記事ではブレイクは2011年とされています。

 2011年はアイマス2(Xbox360, PS3)が発売された年で、アニメ・アイドルマスターもモバマスもこの年からです。もちろん、偶然である訳ないです。記事ではうまく包まれた感じですが、それまでがナムコの特異なゲームであったものを、バンナムが社として推して行こう、という決断が下されたに違いありません。というのは、初代から一貫してアイマスは極めて慎重に作られた部分があり、大展開するに当たっての障害が巧妙に避けられているからです。このどこまでも華やかなアイドルたち、元々は玩具メーカーであるバンダイが何としても欲しかったコンテンツであることは間違いありません。さあ、だとすれば、今年もびっくりする展開があると思いますよ。

 ファンサイトでは100億円市場がどのようなものか、想像が付かない人が多いようでした。私も、エンタテインメントの世界はアマチュア側からの知識しかありません。そこで、同じくサービス業であり、形が見えてわかりやすい例として医療界で例えてみましょう。
 少し大きめの都会なら、大病院があると思います。あの売り上げがちょうど年間100億円程度のはずです。業界ではベッド数で規模を言うので、1000床レベルと言っておきましょう。常勤の医師は50名程度ですが、看護や技術の専門スタッフは数百人に上るでしょう。事務部門は完全に独立していて、指揮系統が確立しているはずです。患者1000人が生活しているのですから、食事や着替えなどはちょっとした町レベル。もちろん、見舞客用の食堂や売店もあり、周囲には従業員目当ての歓楽街まであるかもしれません。
 100億円の経済圏というのは、こんな感じです。なんだ、その程度かと思った方も、いや結構でかいぞ、と思った方もいらっしゃるでしょう。ちなみに、結構名が売れているゲームメーカーでも年商5億円程度の企業は多いと思います。
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