写真紀行

日々の風景と将来に残したい風景を求めて

犬吠埼と銚子電鉄

2012-05-01 20:05:33 | 日々の景色

銚子
行きは常磐線我孫子で成田線に乗り換え、更に成田で銚子行きに乗り換えです、運行本数は1時間に2本、利根川に沿って走るのんびりとしたローカル線の旅となりました、途中には水郷に近い佐原もあり、利根川の向こうは茨城県です。

銚子は一大漁港であると共に「ヤマサ醤油」、「ヒゲタ醤油」の本拠地でもあります、駅周辺に2社の巨大な工場がありました、そう言えば野田に「キッコーマン」があり、大手の醤油メーカは千葉に集まっています、江戸時代、最大消費地の江戸に近く、また原料となる大豆、小麦、塩の入手が容易で利根川―江戸川の輸送ルートもあった為、千葉(下総)に集まったと言われています。

              
          銚子駅に到着したJR成田線の電車                                 JR駅構内の表記


         
                                                銚子駅                                             JRのホーム端に銚子電鉄の改札があります
                

                        
                      昼頃に到着したので駅前の食堂で昼食、アジのから揚げ定食、刺身定食を注文

銚子電鉄 

経営母体を持たない銚子電鉄は経営難に陥り、車輛のメンテナンスや線路の保守が出来ない危機的な状況にあったが、有志でつくる「銚子電鉄サポーターズ」が全国に支援を要請すると共にサイドビジネスとして「濡れ煎餅」等を販売、当面の危機はまぬがれたそうです。

      
         銚子電鉄「銚子駅」の改札、Suicaは使えません                 JR線への乗り換えはホームにあるJRの端末にSuicaをタッチ

              
             車両は中古、京王電鉄ー四国の伊予鉄道を経てこの地で第三の人生(車生?)送っています

  

     
          
                             経営が厳しいのは車両を見れば一目です
       
        
         路線は1路線のみ、終点の外川まで所要時間は20分弱                 単線の為、対向電車を待ちます
    
        
        どの車輛を見ても外装は決してきれいではありませんが、地元の足、観光客の足として頑張っています

              
                                                                                                                      車内は外観とは違ってきれいに改装されていました

    

                 
       犬吠駅、なぜかこの駅だけがメルヘンチックな建物でした                         銚子電鉄「ぬれ煎餅」のパンフ

       
             犬吠駅、もちろん自動改札ではありません、女性の駅員が切符の販売、改札を行っていました
    
犬吠埼 
三方を海に囲まれた銚子半島の最東端にあります、半島脇は利根川河口

        
                       犬吠駅で下車、徒歩10分程で岬に到着

       
                                岬の先端に建つ「犬吠埼灯台」 

             
                  子供の日が近い事もあり灯台からつるされた「こいのぼり」が快晴の空に元気に泳いでいました

       

       
                      灯台と海洋レーダー、眼下は波が打ち寄せる岩場

        
地球の丸く見える丘展望館
犬吠駅から15分くらいキャベツ畑の丘を登ると到着です

       
                                 エレベーターが故障中の為、屋上までの階段を90段登りました        

       
         展望館の屋上に登ると360度の眺望が開けました                  遠くに屏風ケ浦の岩壁が続いています

       
       「地球が丸く見える」は大げさですが180度は太平洋の海原でした       天気が良ければ富士山も見えるそうです

             
                       キャベツ畑越しに見た犬吠埼灯台

       

       
                                内陸を走る銚子電鉄の2両編成の電車

              
                           展望館の近くにあったレストラン「風のアトリエ」で小休止
  
         
            店内から見た屏風ケ浦と風車                                  海寄りの窓は大きなガラスで日本離れした眺めです
          

       
                     庭に出る事が出来ます、スペイン・ラマンチャ地方風の風車が絵になりました

  
        
                                                ピザ+ビール、相方はパフェをオーダー  

                   
                                    庭には放牧された羊が草を食んでいました

   
   

          

           

      
  

      

      

      

コメント (2)
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