写真紀行

日々の風景と将来に残したい風景を求めて

王子の狐

2011-01-07 16:22:34 | 大江戸の風景

 王子稲荷神社  
 今から一千年の昔「岸稲荷」と称して、この地にまつられたお社で、社記に、『康平年中、源頼義、奥州追討の砌り、深く当社を信仰し、関東稲荷総司と崇む』と、伝えており、西暦1060の平安朝中頃には相当の社格を有していたものと考えられます。
 元亨二年(1322)に近隣の地に領主豊島氏が、紀州の熊野神社を勧請し王子神社を祀った処から、地名も王子と改まり、当社も王子稲荷神社と改称されました
代々の将軍家の崇敬は、極めて篤く、社参は勿論、三代将軍家光公は、寛永十一年に、社殿を造営し正遷宮料として金五拾両、その他諸道具一式を寄進せられ、次いで五代将軍綱吉公は元禄十六年に、十代将軍家治公は天明二年に、それぞれ、修繕を寄進されましたが更に、十一代将軍家斉公は文政五年(一八二二年)に、社殿を新規再建されました。
八棟造り極彩色の華麗な社殿は、江戸文化の最高潮、文化文政時代の粋を伝え、当時の稲荷信仰の隆昌が偲ばれます。
(王子稲荷神社のHPより抜粋)
    
   
                       
               色鮮やかな拝殿、江戸時代の粋を伝えています

      
  王子稲荷神社の正門                        階段を上がると拝殿です          家族連れがお参りに訪れていました

    
拝殿の装飾                             拝殿横にある本宮社                      拝殿裏のお石様

    
神社脇にも入口がありました                  にこやかな表情をした狐①                    寛永十年に建てられた常夜灯                                            

                           
         にこやかな表情をした狐②                        拝殿の裏にある境内社

                            
         階段を上がると石祠と狐穴がありました                石祠
   
                           
         狐穴                                      鍵をくわえた狐

                           
        精悍な顔の狐                                 本宮社から境内社に向かうと赤い鳥居がありました
    
                             
          正門から入ると1対の狐が出迎えてくれます、いずれも表情豊かな顔をしています         

                                                  
                                               歌川広重の江戸名所百景にある「王子装束ゑの木・大晦日の狐火」                                                                                                                                  

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