写真紀行

日々の風景と将来に残したい風景を求めて

2013春・浜離宮

2013-03-17 11:07:33 | 歴史散歩

浜離宮
承応3年(1654)に四代将軍家綱の弟であった甲府藩主綱重が将軍家の鷹狩場であった、この地を別邸として造営、綱重の子、綱豊(家宣)が六代将軍とになった後は徳川将軍家の別邸となりました、その後、何度か造園、改修が行われ現在の姿になり、江戸時代に発達した典型的な大名庭園(回遊式築山泉水庭)です。
明治に入ってからは皇室の離宮となって「浜離宮」と名前を代えましたが、現在は東京都に移管され国の特別名勝及び史跡に指定されています。

所在地は中央区浜離宮庭園1-1、東京湾に面した広大な庭園は、近年までは
静かな佇まいでしたが、近くの汐留地区に高層ビルが立ち並ぶ様になって周囲の環境は一変しましたが、浜離宮は今でも貴重な都心のオアシスとなって残されています。
なお最後の将軍慶喜が「大政奉還」後、官軍に追われて船で大阪を逃れて着いたのがこの「浜離宮」でした。
          


             
                                 離宮の案内

       
          
        JR新橋駅から歩いて15分程の距離です                                     入園料は¥300.-

      
    正門を入ると、車の騒音、雑踏が途絶えて別世界となる都心の貴重なオアシスです
   

          
     六代将軍家宣が植えた松、三百年の松と呼ばれています

           
     明治2年に外国要人の迎賓館として建てられた我が国初の洋風石造り建造物「延遼館」跡 

菜の花畑
園内のお花畑に咲く「菜の花」が満開でした、銀座・築地からも近い都心部にあって、これだけの菜の花が咲く場所は他にはありません、知る人ぞ知る隠れた名所と言えましょう

      
    近くのホテルで結婚式を挙げたと思われる新婚カップルが記念写真撮影中でした

              
                  可愛いお嫁さんを「前ぼかし」で撮ってみました  


          

          

          

          


              
                      中央右手のビルが電通本社、左がコンラッドホテル


             
               盛りを過ぎた梅の花がまだ残っています                     ピンクの梅の花、背後は菜の花


                
                           山茶花の花のアップ                               名残の梅の花
      

                
            レインボーブリッジが遠望できます                              海岸に造られた樋の口山の松とビル群


              
                                                       庚申堂鴨場


              
      庭園の池は「潮入の池」と言われ、海水を引き入れ潮の干満により趣を変える様式になっているそうです


            
        海に近く松の木が多く植えられています                            池越しに東京タワーが見えます


                        
                     高層ビルを背景とした汐入の池と中島の茶屋


      
                                        芝浦の海                         海越しに見える晴海地区


                
      宝永4年(1707)に建てられてた茶屋跡、将軍、御台所たちが休憩したと言われています、今の建物は昭和58年に建てられたものです


              
                                                                       色鮮やかな山茶花


            
             盛りを過ぎた梅の花がまだ、残っていました                                   カンヒザクラの花
   






コメント (3)
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