『鈴木春信絵本全集』より

2019-06-19 | 日記

                    

この掲載写真は『鈴木春信絵本全集』( 藤澤 紫 編著 勉誠出版 平成15年7月改訂新版発行 ) の第一巻目『影印Ⅰ』。これは1770年に刊行された五冊の『絵本青楼美人合』の中の一頁である。1770年 (明和7年) 代後期の吉原に実在した遊女166人を五冊の本に描いたもの、という。これを ( 原本は見れないから、この『全集』を ) 開いたときの僕の驚きは、実に、資生堂の山名文夫のデザイン画であった。美しいな! と思う。モダニスト鈴木春信!

ということを書いて、僕には後が続かない。何をどう書けばいいのか……。こういう本を眺めては、ウットリンコ夏の夜は短くて。