京都発・町家・大工はんなり日記

京都で仕事と道具を楽しみながら毎日過ごす。

清久ファン倶楽部162。新バージョンの鑿

2012-09-27 21:50:28 | 道具箱
清久ファン倶楽部162。新バージョンの鑿

渡邉清栄氏から鑿が送られてきました。新バージョンです。

何処が新バージョンになるかというと鋼の成分が今までの物とは変わっているそうです。

2・3ヶ月掛けてのテストになります。

見た感じては何もわからないと言うのが本音。以前の物に比べて一手間掛けてあるように感じています。

鑿の焼き戻しは通常品との家紋の100°戻しの2本でサイズは8分。形は大入。

色の違いは油で拭いてある物と焼き入れのままの物。

上手い具合に鉋台を彫る所なのでまずはこれで試してみます。

この鉋台良く乾いていて堅く締まっています。

その上屑だまりは切れが要求される直角にしています。

これって鑿にとってきつい使い方です。

使わせて貰うのが楽しみなのみです。

100°戻しの鑿は賛否両論が有りますが今回はどうでしょう。

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