職人の道具。左官鏝
職人の道具には思い出と歴史が残っています。
しっかりと油で拭き込まれた金属の部分と荏胡麻で飴色になった柄。
柄は親指の力の掛かる所が指の形に減っています。
この鏝は歪んでいたのか鎚で鋸と同じように歪み取りをしてあるのが見られます。
自慢げに「京都○一」山大金物の刻印が打ってあり親父が残してくれた鏝はすべて「京都○一」の鏝でした。
若い頃に欲しかった鏝です。
話しは変わりますが今日の朝娘が国家試験の司法書士二次試験に合格したのを新聞で見ました。今日は朝からウキウキ気分で過ごせました。