21日に急遽午後から『ひよっこ』のオープニングシーンで有名なミニチュア写真家の田中達也氏の展覧会へ行ってきました。
梅田大丸で10月2日までです。
入場料が要ります
現物のミニチュアと写真と両方でたくさんの作品が展示されていて楽しめました。
彼の作品で感心するのは<見立て>の豊かで斬新な感性です。
『ひよっこ』を見ている人ならわかると思いますが、バケットのパンを新幹線に見立て、そろばんは団地の建物と見立てと言った感じです。
またそれぞれの作品にはタイトルがついていますが、それが洒落というかギャグというかひねりが聞いていて思わず笑ってしまいます。
例えばプリンを島に見立ててその上にくつろいでいる人が居ますが、そのタイトルが『甘島』(あまとう)と言った具合。
思えば私たちの小さいころは今のようなおもちゃのミニキッチンや、プラレールとかもなかったです。
身近なものを見立てて遊んでいたと思います。
昔からのおままごとはその典型。
葉や花を食べ物に見立て、瓶のふたはお鍋に、木の小さい枝はお箸にとか。
大人になるとこういう想像力も失って固定観念が強くなります。
田中氏はいつまでも子供の感性を持っている人なのでしょう。
会場は撮影OKでした。
SNSに載せてもいいとのこと。
ただしフラッシュはなしで。
珍しいですね。
私は知らなかったのでカメラは持って行きませんでした。
ほとんどの人はスマホで撮影。
そのままSNSに載せられますね。
私はガラケーは持っていましたが・・ガラケーで撮影している人は皆無でした。